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欧州や北米にて、続々と発表されている’22モデル。ホンダもEICMA(ミラノショー)を中心にニューカラーの発表ラッシュだ。レブルのアースカラーは既報の通りだが、X-ADVにもタフなイメージに合う新色ベージュが登場。ここではフォルツァやCB650R/CBR650R、スクーターのSHシリーズなど、ホンダの新色を一挙にご紹介しよう!! とくに注目なのはグロム。”女王蜂”の名を冠した鮮烈イエローや、ゴールドホイールの”SP”まで登場。日本導入を熱望だッッッッ!
●文:ヤングマシン編集部(ヤマ) ●外部リンク:ホンダ
’22 グロムは鮮やかなラインナップ!日本にも是非
カワイイサイズのファンバイク、グロムは現行モデルで3代目。カブ系の完全刷新された125ccエンジンに、5速ミッションを組み合わせる。欧州向けの’22モデルとして発表されたのが、新色のパールクイーンビーイエロー。”女王蜂”を意味する鮮烈なイエローで、先に’22北米モデルとして発表されたイエローとおそらく同じ。欧州向けはほかに、マットガンパウダーブラックメタリックとゲイティレッドを継続設定する。
HONDA GROM[2022 model]Pearl Queen Bee Yellow
主要諸元■全長1760 全幅720 全高1015 軸距1200 シート高761(各mm) 車重103kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 125cc 9.79ps/7250rpm 1.07kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量6.0L ■タイヤサイズF=120/70-12 R=130/70-12 ※諸元は欧州仕様
北米向けはSPが注目株
北米向けの’22年モデルは’21年の3月に発表済みなのだが、思わず目に留まるのがグロムSPを名乗るモデル。カラーリングはパールホワイトをベースとしたホンダ伝統のトリコロールカラーで、ヘッドライト横には”SP”の文字が入っている。ほかにもゴールドのホイールやフロントフォーク、ブレーキキャリパーにイエローのリヤサスペンションを採用していて、別グレードというより実質はスペシャルカラーといったところか(このうちゴールドのフォークとキャリパー、イエローのサスペンションは、国内向けグロムや欧州向けのグロムにも採用されている)。ちなみにベーシックなグロムが3399ドルなのに対し、SPは3499ドルと100ドルのアップ。
ベーシックモデルはマットブラックメタリックと、クイーンビーイエロー。”パール”が付かないものの、おそらく欧州向けと同じカラーだろう。グロムABSという、ABSを標準装備したグレードのみキャンディブルーを纏う。
シルバーにブラックという、比較的シンプルな国内向けのカラーリングラインナップに比べ、欧米はビビット系を含めて豊富に用意されている印象。日本にも導入してほしいぞ。
HONDA GROM SP[2022 model]Pearl White
HONDA GROM ABS[2022 model]Candy Blue
HONDA GROM ABS[2022 model]Candy Blue
X-ADVはキャラにピッタリなアースカラー登場
EICMAで350がお目見えするなど、’22も注目のADVファミリー。同ショーにおいて、長兄となるX-ADVには3種類のニューカラーが発表された。艶消し黒のマットバリスティックブラックメタリック、艶消し銀のマットイリジウムグレーメタリック、そしてアースカラーのハーベストベージュだ。スーパーカブやモンキーなどでも採用実績のあるカラーで、タフネスイメージのX-ADVのキャラにピッタリとハマる新色となっている。
HONDA X-ADV[2022 model]Harvest Beige
主要諸元■全長2215 全幅720 全高940 軸距1370 シート高820(各mm) 車重236kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 745cc 58.60ps/6750rpm 7.04kg-m/4750rpm 変速機6段(DCT) 燃料タンク容量13.2L ■タイヤサイズF=120/70R17 R=160/60R15 ※諸元は欧州仕様
HONDA X-ADV[2022 model]Harvest Beige
HONDA X-ADV[2022 model]Mat Ballistic Black Metallic
HONDA X-ADV[2022 model]Mat Ballistic Black Metallic
HONDA X-ADV[2022 model]Mat Iridium Gray Metallic
HONDA X-ADV[2022 model]Mat Iridium Gray Metallic
CB650Rは新色追加、CBR650Rは細部を変更
1000に250、125と揃うCB-Rシリーズの次兄がCB650R。マットガンパウダーブラックメタリック、キャンディクロモスフィアレッドとマットジーンズブルーメタリックは継続しつつ、ソードシルバーメタリックが新色として登場。なおフロントフェンダーは全色ブラック。
ミドルスポーツはデカール部分が新しくなった
フルカウルを纏うミドルスポーツのCBR650Rについては、マットガンパウダーブラックメタリックとグランプリレッドを継続。しかしデカール部分のグラフィック処理が変更となっている。
フォルツァもカラーリングを変更
フォルツァ350には新顔のADV350やフォルツァ125と同じカラーの、マットカーネリアンレッドメタリックを新設定。マットパールパシフィックブルー/パールクールホワイト/マットサイノスグレーメタリック/パールファルコングレーの4色は継続設定する。
125には3つのニューカラーが登場
弟分となるフォルツァ125は、3色を新規設定。パールファルコングレーに、艶消しのマットブラックグレーメタリックとマットパールパシフィックブルーだ。パーナイトスターブラック/マットサイノスグレーメタリック/マットカーネリアンレッドメタリックは継続して設定。
日本未導入のSH125i/SH150iにはスポーティな新色
国内向けには現在販売されていないが、欧州では高い人気を誇るシティスクーターのSHシリーズ。レッドエンブレムやブラックホイールなどでよりスポーティに仕立てた新色、マットパールクールホワイト/マットロックグレーが新登場だ!ちなみにパールナイトスターブラック/タイムレスグレーメタリック/パールスプレンダーレッドは継続設定される。
レブルの新色は既報の通りアースカラー
既にお伝えしているが、せっかくの新色祭りなので改めてレブルもご紹介。北米向けのレブル1100は、メタリックブラックとボルドーレッドメタリックを継続し、新色としてパールスタリオンブラウンを追加。欧州ではガンメタルブラックメタリックのみ継続、同じく新色のブラウンを追加した。
欧州でのみ発表されたレブル500については、マットジーンズブルーメタリック/グラファイトブラック/マットアクシスグレーメタリックを継続し、パールオーガニックグリーンを新たに加えている。
ホンダ旗艦のゴールドウイング系もお色直し
こちらも既報だが、さらっと触れた程度なので改めて写真を並べてみる。ゴールドウイングは欧州、北米ともマットジーンズブルーメタリックの1色。GB350やレブル250など最近のホンダのトレンドカラーだ。トップケースを採用するゴールドウイングツアーはグリントウェーブブルーメタリック、パールグレアホワイトを新たに追加している。
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