
2020年の9月10日に発売となった久しぶりの250cc4気筒スポーツであるニンジャZX-25R。発売から約1年が経過し、若年層からベテランまで、ZX-25Rユーザーの笑顔をよく見る。ピュアな気持ちで楽しめるパッケージは、まさにカワサキの狙い通り。今回は、デビュー当時の開発者インタビューや試乗会の模様を改めて振り返っていこう。
ビッグバイクからのサイズダウンに適うのか? 開発アプローチから垣間みえる「本気度」
2020年9月10日の発売より2カ月以上も前、カワサキはバイクジャーナリストに事前の技術説明会を開催していた。
「なぜ2万回転を可能にしなかったのか?」「もっと軽量コンパクトでクイックなハンドリングを狙わなかったのか?」飛び出す質問は1980~1990年代の4気筒250との比較ばかりで噛みあわない。
答える側も「もちろん当時の熱さも知っているが、開発したかったのはいまの技術で新しさを生み出すこと」を繰り返す。本音はターゲットが違うと言いたかったのだろうが、試乗してもらえばわかると思っていたのかも知れない。
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