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タンクバッグと言えば磁力で装着するタイプが主流だったが、近年は燃料タンクが樹脂カバーで覆われた車種が増えたため、これが不可能に。「ターポリンタイダウンタンクバッグ」は、そんなバイクにも取り付けられるよう、ベルトによる固定方式を採用。脱着可能なマップケースも付属する。
●まとめ:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:奥隅圭之 ●外部リンク:ドッペルギャンガー
[◯] 汎用性はさすがに高い。バッグの使い勝手良し
最近、振動や衝撃を緩和してくれることから、スマホマウントとしてタンクバッグが復権しているように思える。このドッペルギャンガーの新製品もほぼそうした使い方に特化した作りで、バッグ本体にはスマホを操作する際にへこまないよう、高さを調整するためのクッションが2枚同梱されている。バッグの上面には付属のマップケースが重ねられるようになっており、ここにタブレットを入れて操作することも可能だ。
【ドッペルギャンガー ターポリンタイダウンタンクバッグ】上からマップケース(23×27×4cm)/バッグ/ベースという構成で、それぞれがベルクロで接続されている。給油時はベースの前後をつないでいるバックルを外し、バッグごと浮かせると給油口が出現する。 ●容量:4L ●色:黒 ●希望小売価格:1万1880円
注目なのは車体への装着方法だ。これまでの主流であるマグネットフラップ式ではなく、ベースをベルトで固定する方式を採用。前後がセパレートされており、長さを調整したり給油時には分離できるようになっている。燃料タンクが樹脂カバーで覆われた機種が増えている昨今、スーパースポーツからアドベンチャーまで幅広く装着できるのはうれしい。
なお、このベースとバッグ本体は前方と左右にあるベルクロで接続される。いずれも固定力の高いダブルフェースなので、外れる心配はほぼ皆無だ。バッグ/マップケースともメイン生地はターポリンで、開口部には防滴ファスナーを採用する。完全防水ではないものの、少々の雨であれば十分にしのげるだろう。
【スマホ対応クリアトップ】バッグ上面はスマホホルダーとなっており、開口部の幅は11.5cm。高さ調整用の10mm厚EVAクッション2枚を同梱。
【スマホ対応クリアトップ】バッグ上面はスマホホルダーとなっており、開口部の幅は11.5cm。高さ調整用の10mm厚EVAクッション2枚を同梱。
バッグのサイズは16×24×10cmで、公称容量は4L。500mlのペットボトルや長財布などをまとめて収納するのにちょうどいいサイズ。
バッグのサイズは16×24×10cmで、公称容量は4L。500mlのペットボトルや長財布などをまとめて収納するのにちょうどいいサイズ。
バッグ本体には持ち運びに便利なハンドグリップを設置。外周にはDリングが4か所あり、付属のカラビナを組み合わせればホルスターバッグとしても使用可。
バッグ本体には持ち運びに便利なハンドグリップを設置。外周にはDリングが4か所あり、付属のカラビナを組み合わせればホルスターバッグとしても使用可。
バッグ/マップケースとも開口部に使われているのは防滴ファスナー。開閉がスムーズで、ある程度なら浸水も防ぐ。
バッグ/マップケースとも開口部に使われているのは防滴ファスナー。開閉がスムーズで、ある程度なら浸水も防ぐ。
ファスナースライダーにはグローブでもつまみやすいプラーを装着。オレンジなので夜間も視認性良好。
ファスナースライダーにはグローブでもつまみやすいプラーを装着。オレンジなので夜間も視認性良好。
バッグおよびマップケースのメイン生地は、防水性や防汚性に優れるターポリンを採用。ただし完全防水ではないので注意。
バッグおよびマップケースのメイン生地は、防水性や防汚性に優れるターポリンを採用。ただし完全防水ではないので注意。
[△] 後方のベルトをどこに巻き付けるかが問題か
ベース後方のベルトをうまくシートレールなどに通せるかが、装着可能か否かのポイントになりそう。
[こんな人におすすめ] 振動でスマホが壊れた人ほど使いたくなる
ハンドルマウントによる振動でスマホの調子が悪くなったという話をよく聞くようになった。昨今のスマホの大型化&重量増も要因と思われ、私もその一人だ。このバッグは大きすぎないので、マウントのためだけに使うのもアリだ。
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