
手に入れれば、生活のすべてが変わる可能性を秘めている。それがハーレーダビッドソンという乗り物だ。そんな暮らしを満喫中の個性派オーナーたちを、ハーレー専門誌『ウィズハーレー』が全国を渡り歩いてピックアップ。今回はアイアン1200に乗るMさんのハーレーライフを紹介しよう。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:磯部孝夫 ●外部リンク:ハーレーダビッドソンセントラル所沢店
ワタシを見て! ハーレーに乗っていると思うんです
「レインボーカラーのタンクグラフィックスがお気に入り!」と、お揃いのデザインのTシャツを着て、爽やかに笑って話すMさん。納車されたばかりの愛車はアイアン1200。カタチも色も言うことなし、すべてに大満足している。
プレミアム価格がつくほどに引っ張りだこで、品薄状態となっているスポーツスター。なかでも1200Nは人気で、’21年式の新車を入手できた人は宝くじに当たるほど幸運とも言われるほどだ。
「普段はあんまり見ないでって思うんですが、ハーレーで走っているときは、ワタシを見て!って気持ちです」
国産バイクに乗っていたときには得られなかった、まるで魔法にかかったかのような不思議な感覚。ハーレーで走れば自然と笑顔がこぼれ、幸せな気持ちに。大型バイクを操っているからだろうか、自信も満ちあふれてくる。
さかのぼれば3年ほど前、「タンデムのリヤシートより、バイクは自分で運転した方がきっと楽しいはず」と、二輪免許取得を決意。教習所通いを始めると、トランスミッションやクラッチの意味が分からず、シフトチェンジが面倒と思いつつも、持ち前の勘の良さと運動神経で難なく普通二輪免許をゲットした。
国産250ccクルーザーに2年半ほど乗り、バイクの操作に慣れると「いつでも取れるけど、体力のあるうちに」と、バイク好きの旦那様と夫婦で大型二輪免許へステップアップ。すると、もう我慢はできなかった。
「ハーレーがカッコイイなぁ」と思っていたところに、ご主人がインターネットや雑誌で見たアイアン1200を提案。ハーレーダビッドソンセントラル所沢店で実車を目の当たりにすると、一目惚れで「これしかない!」とゾッコンに。
「今まで乗っていたのとは格が違うと言いますか、音も迫力がありますし、マットブラックなところにも惹かれました」
ファッションモデルのようにスタイリッシュな恵さん。「ハーレーはアパレルがオシャレで、身に着けるものも楽しめますよね」と、シーズンが変わったら秋冬モノを着るのも楽しみ。さらにカスタムにも興味津々で、まずは立ち転け時のダメージに備えて、エンジンガードを取り付けることから着手するとのこと。
新車が納車されると、すぐに夫婦で安全祈祷してもらいに、栃木県にあるオートバイ神社へツーリング。ハンドルには、そのとき購入した”てるてる坊主”のお守りがぶら下がっている。このお守り、まだ新しく汚れはないが、これから風雨に晒され、全国を走った思い出の数だけ、年季が少しずつ入っていくのだろう。
納車してまだ数日という、実にフレッシュなハーレー乗りであるMさんだが、ライディングは危なげなく、アイアン1200の取り回しもビギナーには見えないほどそつなくこなす。以前乗っていた250ccモデルでバイクの基本操作をしっかり学んでいる。 [写真タップで拡大]
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