ハーレーカスタムトレンドニュース:’17ローライダーSカスタム【走りを追求したパフォーマンスクルーザー】

ハーレーダビッドソン ローライダーS ブルズアイカスタム

ハーレーダビッドソンにとって、”カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。ここではハーレー専門誌『WITH HARLEY』が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回は、カスタムはもちろんインジェクションチューニングも得意とするブルズアイ(愛知県)が手掛けたFXDLS110ローライダーSだ。


●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:ブルズアイ

ダイナの名車をセンスよくモディファイ!

’16モデルで登場し、わずか2年間のみラインナップに名を連ねたダイナファミリー時代のローライダーS。新車時から排気量1801ccのスクリーミンイーグル・ツインカム110エンジンを搭載し、ヘビーブリーザーインテークがセットされるなど、走りを追求したパフォーマンスクルーザーとして人気を博したのも記憶に新しい。

そんなローライダーSをさらにモディファイし、ワンランク次元の高いスポーツライディングを実現しているのが、ブルズアイが手がけたコチラのカスタム。FXDLSらしさを大きく崩さないよう、細部をモディファイしているのが心憎い。

艶やかな漆黒のボディを眺めていると、ハーレーダビッドソンというオートバイは、ブラックがよく似合うと改めて思う。迫力のある車体は、ときとして凶暴であり、またあるときはセクシーでもあるから不思議としか言いようがない。そんななかゴールドパーツがセンスよく散りばめられている。

まず足まわりから見ていこう。フロント19/リヤ17インチの前後ホイールはアルミ鍛造製ゴールド仕上げのグライドS18。ブラックアウトされた車体の中で強い存在感を漂わせている。

ブレーキはブレンボ製キャリパーと、ミスミエンジニアリングのフローティングディスクローターにグレードアップ。フロントフォークスプリングとリヤサスペンションは、サンダンストラックテックという間違いのないチョイスだ。

ノーマルでも強力なエンジンだが、カムシャフトをS&S585にするなど手が加えられ、マフラーはバッサー二の2in1集合に。ダイノジェットパワービジョンを用いた匠なフルパワーチューニングによって、圧倒的ハイパワーを獲得しているのは同店ならでは。

その強烈なダッシュにライダーが振り落とされないよう、シートはホールド性の高いRSD(ローランドサンズデザイン)エンツォ2UPシートに換装されている。豪快な走りは、M8現行車も置き去りにするだろう。

アルミ鍛造ホイールGLIDE S18をゴールド仕上げにし、インナーローターやフットペグも配色を揃えた。リヤサスペンションはアルミ削り出しパーツの中で金を効かせるサンダンスKYB・ネオロードホルダーリヤショックアブソーバーをチョイス。

そして足まわり/エンジン/排気系もカスタムし、トータルバランスを崩さぬまま走りの性能/質を飛躍的に向上。その真骨頂は、尾羽代表によるダイノジェットパワービジョンによるフルパワーチューニングにあることも見逃せない。

グリップやシートも色味を合わせたもので、その端麗なフォルムの中でアクセントとした。


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

ウィズハーレー

ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓

最新の記事