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万が一の事態に備える、自動車保険会社と連動したドライブレコーダー〈レッドバロン〉

運転中は常に周囲に注意していても、何が起こるか分からない。だからこそその一瞬を逃さず記録するドライブレコーダーの重要性は言うまでもない。今回はレッドバロンが会員限定で提供する、保険会社と連動したオリジナルドライブレコーダーを紹介する。


●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃) ●外部リンク:レッドバロン

万が一の際の動画映像が保険会社と連動!

全国ネットワークでバイク販売を行うレッドバロンがJVCケンウッド/あいおいニッセイ同和損保と3社で共同開発した「ONES(ワンズ)ドライブレコーダー」は、レッドバロン会員限定の完全オリジナル製品だ。

【レッドバロン ONESドライブレコーダー】●販売価格:3万8280円(税込)

取り付け自由度の高い業界最小レベルの前後2カメラ。防水防塵/耐振動性に優れた本体。フルHD画質/HDR機能/電子式ブレ補正機能搭載による昼夜問わず可能な高画質撮影など、JVCケンウッドによるドライブレコーダー機能は掛け値なしに素晴らしい。

そして、その機能面もさることながら、万が一の際の動画映像を保険会社と連動できる点がこの製品の画期的なポイントだ。

具体的には、同製品を装着してあいおいニッセイ同和損保のオートバイ保険に加入すると、ONESドライブレコーダー専用アプリ「ツーリングEYEs」と連動する「エマージェンシーNAVI」を介して動画を送信できる。映像データをPCに取り込んでから送る従来の手間を省略できるのは、ユーザーにとって大きなメリットだ。もちろんこのアプリを活用すれば、ツーリング中に撮影した映像がすぐにスマホで確認でき、SNSへも手軽に投稿できる。

レッドバロン会員であれば利用してみたい、付加価値の多い魅力的なドライブレコーダーである。

前後2カメラは業界最小レベルながら有効画素数186万画素、有効画角181°、F値2.2の明るいレンズを採用。常時録画中に本体のGセンサーが衝撃を検出すると、衝撃前10秒から衝撃後5秒のデータを別ファイルに保存。GPSアンテナによって位置データも同時に記録される。記録用のマイクロSDカードは別売りで、ユーザーが別途用意する。JVCケンウッドは自動車用ドライブレコーダーのトップブランドで、バイクと自動車の特性違いを徹底的に研究した上でONESドライブレコーダーを開発した。

動作状態を示すステータスLEDと録画モードを切り替えるボタンが一体化されたスイッチは見やすく操作しやすい場所に(左ハンドルスイッチなど)、GPSスイッチは遮蔽物のない場所(ラジエターシュラウド上部など)に両面テープで貼り付ける。

最近のバイクはETCやドラレコ装着を前提にシート下スペースが設計されている場合も多いが、収納場所がない機種は外付けのETCポーチなどを流用すると良い。本体はIP55相当の防塵/防水性があって安心だ。

あおり運転に遭遇した際の決定的な証拠を記録するリヤカメラこそ、バイクにとって重要。カメラ自体がコンパクトで取り付け自由度が高く、汎用のナンバー用カメラステーを活用すれば目立たずシンプルに装着できる。

コンパクトで薄いONESドライブレコーダーの本体は、僅かなスペースにも設置できる。カメラ/スイッチ/GPSアンテナケーブルのジョイントは防水仕様。内部のGセンサーは搭載方向に関わらず機能する。


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