●文:ウィズハーレー編集部(宮下豊史) ●写真:栗田晃 ●作業/取材協力:ハーレーダビッドソンセントラル川口 ピレリジャパン
乗りっぱなしだったスポーツスター。今後不安なく乗りたい
雑誌『WITH HARLEY』の広告営業担当のミヤシ(他にも『モトメカニック』誌の担当や他出版社の『BMW Motorrad Club Japan』誌の担当でもあります)。ひょんなことから友人から譲ってもらい突然ハーレーオーナーになりました。ハーレー乗りの先輩方、よろしくお願いします。
さて手に入れたのは2008年式のXL1200L。個人売買なので現状販売です。前オーナーは修理履歴をあまり覚えていませんでした。車検期日が近いので2年近く乗りっぱなしだった模様。
今後不安なく楽しいハーレーライフを送るにはしっかりとした整備が必要だと考え、購入店ではないのですが正規販売網のHDセントラル川口店に相談をしたところ快く引き受けてくださいました。お聞きしたらユーザーからはよくある相談事みたいです。
今回は12ヶ月点検をベースに車体のチェックと整備をお願いしました。車体は無転倒で、致命的な故障もなさそうです。ただしエアクリーナーは汚れと吹き返しのオイルでベトベト、点火プラグは外側がサビており、電極も減っているので再使用不可。店頭ストックがあったので即交換してもらいました。さすが正規店ですね。
タイヤは溝が残っているものの、古いので交換。これは訪問前から分かっていたので、電話で注文済み。一緒に交換してもらいました。
今後整備すべきパーツもアドバイスいただき、フロントホイールベアリングから少々オイル滲みっぽいものも。バッテリー電圧も大丈夫ではありましたが、前回の交換時期を考えると近々交換予定としました。交換は車検のタイミングかな? さらに純正とばかり思っていた車両でしたが、ハンドルやウインカーの移設などカスタムされているという嬉しい指摘ももらえました。
点検工賃やパーツ交換代がもちろんかかるのは言うまでもありませんが、車両の状態/素性がわかったことで、今後気持ちよくこのスポーツスターとハーレーライフを満喫できそうです。ありがとうございました!
点検のポイント
タイヤはメッツラーの新品に交換→試走してチェック
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