カスタムしやすい遊び心も

ホンダ新型「グロム」が5速の新エンジンで登場! ABS標準装備でフルチェンジした12インチスポーツ

●写真:ホンダ

ホンダは、ロングストローク&高圧縮化された新型空冷単気筒エンジンを搭載する「グロム」を正式発表した。昨秋にタイや欧州で発表されたものの国内版で、ABSを標準装備するとともにフレームやデザインも一新したフルモデルチェンジだ。カラーリングはシルバーとブラックの2色で、発売日は2021年3月25日。

いろんなところが分割式でカスタマイズの自由度が高い!

ホンダは、タイや欧州で先行発表されていた新型グロムの国内モデルを正式発表した。海外モデルは青や赤もラインナップされているが、国内モデルは黒と銀の2色。ロングストローク設定の新型エンジンを搭載し、ABSを標準装備するほか、サイドカバーなどを簡単に脱着できる構造としたことで気軽にカスタマイズが楽しめるようになっている。

新設計の空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンは、海外で発表されている新型スーパーカブ110と共通の63.1mmというロングストローク設定とされ、従来比では圧縮比アップに加えてオフセットシリンダー、ローラーロッカーアームなどを採用することでフリクションロスを低減し、出力と燃費をともに向上している。なにより嬉しいのは従来の4速→5速ミッションとなったことで、よりキビキビとした走りやパワーを使いこなす楽しみが増したことだろう。

アルミ製12インチのキャストホイールは5スポークの新デザインとされ、前φ220mm/後190mmのディスクブレーキには1チャンネルABSが組み合わされている。倒立フォークやモノショック式リヤサスペンションといった本格装備を備え、段付き→フラット化されたシートでライディングポジションの自由度も増している。

ヘッドライトとテールランプはLEDで、可愛らしさとマッチョ感をアピール。LCDメーターはバーグラフ式タコメーターを表示するようになった。ボルトオンのシュラウド&サイドカバー、分割式シートレール、そしてサイレンサーだけを脱着できる分割式マフラーを採用。外装のカスタムを容易にしているだけでなく、気軽に交換できるスリップオンマフラーに対応しているのが嬉しい。

価格は従来から2万7500円増しの38万5000円となったが、ほぼABSを装備したことによる値上がり分と見ることができる……つまりそれ以外の部分では実質的にほとんど価格据え置きという感覚だ。

タイではメーカーオプションとして外装モディファイキットがリリースされたが、国内では各サードパーティによるカスタムパーツが大挙して登場しそう。スポーティにも快適にも、思いのままに楽しめる日は近い!

HONDA GROM[2021 model]

【HONDA GROM[2021 model]】主要諸元■全長1760 全幅720 全高1015 軸距1200 シート高761(各mm) 車重102kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc 10ps/7250rm 1.1kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量6L■タイヤサイズF=120/70-12 R=130/70-12 ●価格:38万5000円 ●色:銀、黒 ●発売日:2021年3月25日

ホンダ グロム

HONDA GROM[2021 model]フォースシルバーメタリック [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

HONDA GROM[2021 model]マットガンパウダーブラックメタリック [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

マフラーは従来の一体構造から、サイレンサーのみ取り外し可能な分割式になった。これで手軽な価格のスリップオンマフラーが選べるように! [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

外装は黄色い円形の装飾が施されたボルトで留めてある。デザインのアクセントになっていて、ボルトオン脱着も簡単にできることも視覚的にアピール。 [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

シンプルなスイッチ類にデジタルLCDメーターパネルの組み合わせ。メーターにはギヤ段数表示とREVインジケーターが追加された。。タンクキャップはヒンジ式だ。 [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

テールランプはシートカウル後端に溶け込むようにデザイン。ウインカーはバルブ式だ。この角度だとシートのスリムさとファットなタンクがよくわかる。 [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

リンクレスのシンプルなモノショックを採用したリヤサスペンション。 [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

倒立フォークはインナーチューブ径φ31mm。1チャンネルABSを標準装備。 [写真タップで拡大]

ホンダ グロム

ボア×ストローク設定を50.0×63.1mmとしたロングストローク設定の新型単気筒エンジン。海外発表されている新型スーパーカブ110と同一のストロークで、今後のこのクラスは共通のストロークを持つベースエンジンからボアで排気量を作り分けていくようだ。排気量アップも簡単にできそうだが……。そして一大トピックは5速を新採用したマニュアルミッション。従来の9.8ps→10psへとパワーアップしながらロングストローク設定の効果で全域トルクアップも期待でき、5速MTとの組み合わせでさらにキビキビした走りが楽しめるはず! [写真タップで拡大]

タイ仕様(出力数値は未発表)が発表された際に公開されたパワーカーブでは、従来型よりも低中速を中心に全域トルクアップを果たしながら、ピークパワーも上乗せされている。 [写真タップで拡大]


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