●文:ライドハイ編集部(小川勤) ●写真:高島秀吉
FTR=フラットトラックレーサー。フラットトラックはアメリカでは今でもメジャーなオーバルレースで、最近は少し形態は違うがヴァレンティーノ・ロッシもトレーニングに取り入れる競技。そんなレースをバッグボーンに持つのがFTR1200Sレースレプリカだ。
三池炭鉱宮原坑着炭と同じ年に設立された、現インディアンの母体
FTR1200Sレースレプリカで巡った九州ツーリングの流れはRIDE HI MAGAZINE.002を見ていただくとして、ここでは最後に訪れた大牟田の三池炭鉱宮原坑を紹介したい。
三池炭鉱宮原坑は、FTR1200Sをお借りした大牟田のインディアンディーラーであるローライダーママからもほど近く、2015年に世界文化遺産に登録された。 1895年に着工し、1897年に深度141mで着炭。1898年に出炭し、大正期には出炭量51万トンを超えるが、1931年に閉坑している。
これは偶然だが、インディアンの母体となる自転車生産会社であるヘンディ・マニファクチャリング・カンパニーは1897に設立。三池炭鉱宮原坑着炭と同じ年だ。それを知ると、何か不思議な力が働き、ここに呼ばれたような気がした……。
九州のインディアンオーナーの方は是非とも訪れてみていただきたい。
三池炭鉱宮原坑の施設がイギリス式のレンガの積み方だというだということを知ると、100年以上前のイギリスにタイムスリップしたような気分になる。そんなレトロな風景の中にもFTR1200Sはスッと溶け込んでいく。
この日は、市街地、ワインディング、未舗装路、高速道路など様々なシーンを走ってきたが、どこにいてもFTR1200Sは一瞬でそのシチュエーションに溶け込む不思議な魅力を持っている。こんなロードスポーツ、他に知らない。
シャッターが止まらない……フォトジェニックなFTR1200S→全文を読む|写真6点(ライドハイ公式サイト)
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