カスタムトレンドニュース[ウィズハーレー]

妥協なき品質で真っ当に”走り”を追求したハーレーカスタムの”正義”〈トライジャ ジャスティス〉

トライジャのjustice

●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●取材協力:トライジャ

FLSTFトライジャカスタム=ジャスティス

工場から出荷された車両に手を加え、世界でたった1台の”オンリーワン”を創り上げること。すべからくカスタムバイクというものは、そうしたことを求めて生み出されていると思うが、しかしあえて言えば、メーカーが膨大な時間をかけ安全性を追求したモデルに、わざわざ手を加える意味とは一体何なのだろうか?

たとえば「よりスタイリッシュに」「より高性能に」など、”カスタム”という行為に求める理由は人それぞれにあるのだろうが、ここに紹介するハーレーカスタム専門店「トライジャ」による1台には、その中でも特に”正しい解答”が込められている気がする。

FLSTFをベースにし、シートレール部をドロップダウンした”ユーロスタイル”に仕上げられたこの1台に与えられたクオリティの高さは写真をご覧になれば明確に伝わるだろうが、そうしたスタイル的な部分はもとより、このマシンで評価すべきは何よりバイクとして至極真っ当に”走り”を追求している部分だ。

TRIJA JUSTICE [写真タップで拡大]

たとえばこの手の車両の場合、スタイリングに重きを置きすぎるあまり、実際に走らせると辟易するものも世にあるのだが、無論トライジャの姿勢はさにあらず。モトグッチ製の倒立フォークやヨシムラ製のトライオーバルマフラーなどにそうした理念が垣間見えるのだが、何よりもS&S製124cu-inエンジンが生み出す強烈な振動に対応すべく、ボディをアルミではなくあえて”鉄”で造り上げている点だろう。その理由は言わずもがな、である。

車名は「ジャスティス」…。スタイルも走りもストックを凌駕してこそ”カスタムの正義”があることを、この1台はやはり強く指し示しているのかもしれない。

トップブリッジに差し込まれる形でセットされたハンドルはトライジャ製。埋め込まれたメーターはダコタデジタルをチョイス。 [写真タップで拡大]

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CタイプのエンジンはS&S 製124cu-in 。ロッカーおよびカムカバーはネス製が装着され高級感を演出する。

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あたかもランボルギーニの如く鋭角的なデザインが与えられたタンクもトライジャ製。メタルの質感を際立たせるペイントも同様だ。

シートからリアフェンダーへと流れるようなラインのテール&オイルタンクもワンオフ。このクオリティはすべての工程を自社で行う体制ならではか。 [写真タップで拡大]

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まるでタンクとコーディネートされたかのようなデザインのエアクリーナーはレブフィニ製。キャブはミクニHSRをセットする。

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フットコントロールもトライジャ製。シンプルさの中に技術が光る。

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マフラーは、あえてのヨシムラ製トライオーバル。性能はもちろん、デザインもこの車体にマッチする。

ホイールおよびプーリー&スイングアームもリックス製。ブレーキもブレンボで強化を果たし抜かりがない。 [写真タップで拡大]

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プライマリーはオープンベルトに換装。シュラウドを兼ねたステップ周りの処理もさり気ない。

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車体前部にセットされたチンスポイラーもワンオフ。こうした箇所も一体感を生むポイントだ。

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ヘッドライトもレブフィニ製をセット。このマシンにじつによく似合う選択だ。

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テール周りの処理もイタリアの高級車の如し。ここも当然ワンオフである。


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※この記事はハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。

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