久々に登場したニーゴー直4だけに話題沸騰中のニンジャZX-25R。続々と届けられる新作パーツをまとめて紹介する。●紹介ブランド:オーヴァーレーシングプロジェクツ|アクティブ|トリックスター|プロト|MWR|キタコ
オーヴァーレーシングプロジェクツ
フルチタンメガホン4-2-1:H2R風のスラッシュメガホン
高度な技術力を持つ名門コンストラクター・オーヴァーレーシング(OVER RACING)による初のZX-25R用マフラーは、カワサキの旗艦・H2Rをモチーフとしたスラッシュメガホンが特徴。ショート設計とエンド部のハニカムメッシュがいかにもレーサー風だが、公道OKの政府認証マフラーだ。綿密な開発によって6000~15000rpmを特に強調した出力特性とし、痛快な加速とスムーズな吹け上がりを実現した。贅沢なオールチタン製フルエキゾーストで、重量はSTDの8.72kgに対し、4.02kgと半減以下。出力と音量を両立させるサブチャンバーも採用されている。
バックステップ/逆チェンジキット
高剛性ベースプレートと可動部のベアリングを用いた左右セットで操作性抜群。50&60mmバック、55&65mmアップの4ポジションが選べる。クイックシフター対応の逆チェンジキットも用意。
スポーツライディングハンドルキット
ハンドルバー/クランプ/アップスペーサーのキットで、固定ハンドルの純正に対し、高さを2段階(+20/+30mm)、絞り角を自由に調節可能。垂れ角は10→5度とし、手首の負担も減らせる。
エンジンスライダー
アクティブ
ハイパープロ リアショック(ホース付タンクタイプ HPA付)
自社開発パーツに加え、世界のブランドを扱うアクティブ。オランダ発のハイパープロ(HYPERPRO)は、バネレートが荷重に対して常に変化する独自のコンスタントライジングレートが特徴だ。日本向けに最適化した設定で、乗り心地が良好。高負荷時にはしっかり踏ん張る。
ハイパープロ フロントスプリング
フロント側もコンスタントライジングレートを採用。柔らかすぎず硬すぎない状態を維持し、細やかなギャップを吸収する。フォークオイルも付属。
アクティブ STFレバー(クラッチ/ブレーキ)
全日本ST600で高いシェアを誇る同社レバーのノウハウを注入。ガタが少なく、細やかな位置調整も可能だ。レバーは可倒式で、全6色あり。
ゼログラビティ スクリーン
米国の名門スクリーンメーカー・ゼログラビティ(ZERO GRAVITY)から待望のZX-25R用が登場。アクティブとの共同開発で、用途別に5タイプが選べる。純正に近く万能なのが「SR」。ダブルバブルは伏せた際に整流効果を発揮し、コルサは整流&防風効果を両立した。防風性重視なら「スポーツツーリング」がお勧め。「MARC1」は超高速域でヘルメットと一体になる形状だ。
ゲイルスピード アルミ鍛造ホイール TYPE-S/SB1/GP1S
軽量&高剛性が自慢、ゲイルスピード(GALE SPEED)のホイールは現在鋭意開発中。15本スポークのタイプSをはじめ、レース向けも設定するSB1などが選べる。ストリート用のカスタムサイズも検討中だ。
トリックスター
パワーインテークダクト:ラムエア効率増でパワーアップ!
世界耐久やアジア選手権で活躍し、最速を狙うZX-25R用パーツを続々リリースするトリックスター(TRICK STAR)では、STDと交換してより充填効率を高めるレース用ラムエアダクトを新開発した。導入部の面積を拡大し、通路形状も変更することで走行風を大量に取り込み、パワー増を実現する。開口部のネットもオプションで設定予定だ。
レーシングフルエキゾーストマフラーIKAZUCHI ロング/ショート
IKAZUCHIのZX-25R版がついに市販化。ロングのほか、ショート管(17万9300~21万7800円)が選べる。なおステンレス仕様は焼き色なしもアリ(17万9300円)。
プロト
ブレンボ HP ラジアルモノブロックキャリパー GP4-RS:待望のブレンボがゲットできる!
モトGPほか世界のレースで高い実力を発揮するブレンボ。GP4-RSはワンピース構造で軽量&高剛性を追求し、優れた制動力とタッチを実現する。取付ピッチは108mmで、別売のカラー(開発中2200円)が必要だ。
バイカーズ 可倒式プレミアムアジャスタブルブレーキ/クラッチレバー グリーン
タイで人気のアルミビレットパーツブランド・バイカーズ(BIKERS)からZX-25R用の可倒式レバーが登場。黒をベースにワンポイントでグリーンをあしらい、6段階調整が可能だ。
バイカーズ ビレットパーツが大挙リリース!
MWR
HEフィルター/TypeR:カワサキワークス御用達のフィルター
SBKのカワサキワークスチームが使用し、ジョナサン・レイの6連覇を影で支えた高性能フィルターがMWR。航空力学の応用により最高の吸気と適度な吸入圧力を両立し、ハイパワーを実現する。HEはSTD車向け、TypeRはレース向けだ。TypeRは’21年2~3月頃入荷予定。
キタコ
電源取出しハーネス カワサキ(タイプ5):専用設計で配線カンタン
デジモノの充電などに必須の電源を確保するハーネス。ZX-25R専用設計で、オプションコネクターに配線を割り込ませるだけでアクセサリー電源を取り出せる。
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