’20年6月末に発売され、目下のところ大人気のCT125ハンターカブ。そのマフラーをヨシムラが速攻リリース。まず登場したのは小~中排気量車におけるヨシムラの定番マフラー・円筒型サイレンサー「GPマグナム」。低~高速までスムーズなアクセレレーションを実現し、走る楽しさを盛り込むのが狙いだ。
スッキリしたデザインに遊びゴコロを盛り込んだ「GPマグナム」
カバー類などがややゴツく見えるCT125のノーマルマフラーに対し、小ぶりなサイレンサーにエキゾーストパイプが直線的に繋がるヨシムラの「GPマグナム」は、スッキリとスリムな出で立ちが印象的。それでいてエキゾーストパイプ部のスリット入りヒートガードや、ウインカーを避けてクッと外を向く排気口など、ハンターカブらしいアレンジも加えられている。
排気音は適切な音量の中に単気筒らしい歯切れの良さがあり、かつ雑音は遮断された上質なもの。性能面も全域でノーマルを上回る。生産をタイのヨシムラアジアで行い、高い品質とリーズナブルな価格を両立しているのも特徴だ。発売は’20年10月末を予定している。

【ヨシムラ 機械曲 GPマグナム サイクロン タイプアップ エクスポートスペック 政府認証】●価格:SS(ステンレスカバー):5万3900円 SSF(サテンフィニッシュカバー):5万6100円 STB(チタンブルーカバー):6万4900円 SC(カーボンカバー):6万7100円 [写真タップで拡大]

ステンのSS(ステンレスカバー)、そのチタン風加工のSSF(サテンフィニッシュカバー)、チタンを色彩加工したSTB(チタンブルーカバー)、カーボンのSC(カーボンカバー)の4種設定。 [写真タップで拡大]
【スズキ ジクサー250シリーズ用も11月に発売予定】こちらはシンプルな丸型サイレンサーの「GPマグナム105」と、異型断面+カーボンエンドの「R-77S」の2種。ともに専用設計エキゾーストパイプを持つフルエキゾーストだ。ノーマルの6.8kgに対し、GPマグナムは3.8kg、R-77Sは3.7kg(ともにチタンブルーカバー)の軽量化も実現。R-77Sは全域、GPマグナムは中高回転で出力を上乗せする。サイレンサーはともに3種を設定。カウルレスの250、カウル付きのSF250ともに対応する。ちなみにジクサー250シリーズ用GPマグナムは、従来型よりも15mm太い105mm径の新型サイレンサーを採用しており、製品名にもその数字が加わる。
(左:ジクサー250)ヨシムラ 機械曲 GPマグナム105 サイクロン エクスポートスペック 政府認証 ●価格:6万1600円~7万2600円 (右:ジクサーSF250)ヨシムラ 機械曲R-77S サイクロン カーボンエンド エクスポートスペック 政府認証 ●価格:7万7000円~8万5800円
●写真:ヨシムラジャパン ●取材協力:ヨシムラジャパン
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