バイク界からも熱視線を注がれるワークマンが2020秋冬モデルのカタログを公開した。昨年は『過酷ファッションショー』で話題となったメディア向け発表会も間近に控えるなか、まずは“バイク用”と謳ってリリースされたものや、バイク用として使えそうなものをピックアップして予習しておきたい。9月中に発売されるものもあるので要チェックだ!
ウワサのヒーターベストがアップデート、そしてヒーターミドルパンツ登場!
2019年秋にバッテリーまでセットになって9800円という驚異的な価格で発売されたヒーター付き電熱ベストは、2020年秋冬カタログでさらなる拡充を見せていた。新作となるヒーターインナーベストは、裏地に保温性の高いアルミプリント、さらに表面には撥水加工も施される。サイズにSが加わったのも小柄なユーザーには朗報だ。さらに、下半身を温めるヒーターミドルパンツがラインナップに加わったのもビッグニュース!
さらに、アウターとして見せる使い方もできそうなヒーターデニムベスト(WZ4300)も登場。昨年モデルからアップデートを受け型番が変わったヒーターベスト(WZ4100)も引き続きラインナップされている。ともに昨年からのユーザーも買いやすいようにバッテリー別売となっており、設定されるハーフバッテリー8Vは夏用のWind Core空調ウエアにも使用可能だ。
ベストの電熱部分は首の後ろと腰、パンツは腿部分に限られるものの、最も体温保持に効果的な場所をしっかり押さえている。温度は3段階に調節でき、高温で約4.3時間、低温なら約16時間の連続使用が可能。冬場のツーリング、そしてバイクを降りたあとの散策やキャンプにも大活躍しそうだ。
こちらはバイク用! イージスシリーズから360°リフレクトの透湿防水ジャケット&パンツ
ワークマンの“イージス”シリーズは、ライディングや釣りといったアウトドアのアクティビティを楽しむ人に向けた機能性ウエア。レインウエアでは以前からライダーから低価格&高機能で評価されているが、近年はよりハッキリと“ライダー向け”を謳ったイージス360°リフレクト透湿防水防寒シリーズが充実してきている。
イージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット(WM3638)は限定生産となり、新色のイグナイトホワイト(背中に蓄光ハイプリント採用)も登場する。360°に反射する再帰性反射プリントは見た目に目立たず、夜間に視認性を向上するすぐれものだ。
なんと透湿防水ながら上下を揃えても9000円でお釣りがくるのはヒートアシスト360°リフレクト透湿防水防寒のブルゾン&パンツだ。こちらは耐水圧や透湿度などをやや抑えた仕様で価格もWM3638に比べると(元々安いが)さらに安くなっている。
昨年からラインナップに加わった“ストロング”ことイージス360°リフレクト透湿防水防寒STRONGジャケットは、ライダーが扱いやすいようにワイド化した手差し止水ファスナーポケットを採用するなどアップデートを受け、新色のジオカモフラも登場。ニーパッドポケット(パッドは付属せず)を備えたストレッチデニムパンツは3色ともに新色となった。
今年のモデルはパンツにニーパッド装備またはニーパッドポケットを配置しているものが増加し、安全性の面も向上しているのがポイントといえよう。
[次ページ]ライダー用「コーデュラユーロ」シリーズ、レインウェア、冬用グローブほか
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