自分では「バリバリ伝説の巨摩郡みたいだ!」と思っていたが、ハルナ乗りに対する風当たりは強かった。あまりに独特だったのだ。「ナニクソ!」という思いがフォームへの執着と速さにつながっていった。
「独特すぎる!」と揶揄されながらも、自分を決して曲げなかった。ノブ青木が貫き続け、今もこだわるライディングフォーム「ハルナ乗り」。実は憧れの人をマネしたことが発端だった。だが、その「憧れの人」も、あるライダーに影響を受けていた。体と頭をイン側に大きく落とすフォームに隠れた真実に、今、迫る。 中学生の時、ミニバイクレースで注目を集め始めていたワタシだったが、速さだけが要因だったのではない。独特なライ […]


































