ユーロ5対応から軽クロスオーバーが本格化

250ccアドベンチャークラスでアフリカツインとトレーサーが対決!?【バイク近未来予想】

環境規制の端境期にあり、世代交代の節目を迎えているバイク。ラインナップに大変動が起きるのは必定だ。そこでヤングマシン創刊48年の知恵とカンをベースに、願望&妄想も織り交ぜながら、バイク未来予想を導き出してみた。本ページではユーロ5対応から250cc軽クロスオーバーが本格化すると予想。

灯火器類の認証基準が’20年6月から変更された。ヤマハ セローと同様、これに伴いCRF250シリーズはモデルチェンジとなる模様だ。CRFは欧州でも販売されており、現行型はユーロ4対応。ユーロ5が全面適用となる’20年末までに、次期型が発表されると予測できる。同系の水冷単気筒を積むレブル250が’20年でユーロ5に対応し、新たにスリッパークラッチを獲得。CRFにも同様のユニットが載る可能性が高い。次期型はアフリカツイン風の外装に加え、軽量化や新型メーターも実現すれば最高!

HONDA CRF250L/Rally[予想イメージ]

■水冷4スト単気筒 249cc 24ps 2.3kg-m 157kg(装備) ●税込価格:71万5000円~ ※諸元はRally

【ベース:’20 HONDA CRF250L/RALLY】250Lは伝統のXL/XRの後継として’12年に登場。ラリーはパリダカマシン風の外装や専用設定のサス、2眼LEDヘッドライトを持つ。

■水冷4スト並列2気筒 1082cc 102ps 10.7kg-m 226kg(装備) ●税込価格:161万7000円~172万7000円 ※諸元はSTD

【ファミリー:HONDA CRF1100L AFRICA TWIN】CRF-Lシリーズのボスで、道を選ばぬ走破性が自慢。外観は、小型アッパーカウルと大きめのシュラウド、1レンズ+2眼LEDの顔が特徴だ。

ホンダ CRF250L/ラリー:フルモデルチェンジのタイミングで”ミニ・アフリカツイン”に期待

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