サンメカ全員に使ってほしい!

プラスチック樹脂部品の修理に重宝するコードレス式リペアツール【ストレート】

実演その1〈スクーターのリヤフェンダー修理〉

リペアするのは『モトメカニック』編集担当栗田が所有するスクーターのリアフェンダー。程度が良い部品を見つけ出すまでは、プラスチック補修でガンバルとのこと。劣化でバキッ!?

同梱の金属ネットを温めることで樹脂の中にネットが潜り込み、溶着+補強を実現。まずは欲しい形状に金属ネットを金切りバサミでカット。

補修部分がやや変形していて冷間ではクラック部分を思い通りに寄せられなかったので、ヒーターで周辺を温めクラック部分の隙間を埋めた。

クラック部分の裏側にネットをセットして形状を合わせる。形状が折れている部分は、ネットを曲げて部品形状に追従させることも可能。温め開始!

補強ネットだけでも薄い樹脂部品に潜り込ませることはできるが、潜り込ませ過ぎると表に出てしまうので、やり過ぎには要注意。PP樹脂のリアフェンダーなので溶かし込みコテを使ってネットの上から樹脂を盛った。かなりの強度!!

実演その2〈スーパーカブ修理〉特色プラスチックの修理には同じ不要部品をカットして溶着棒に

樹脂部品だらけのスーパーカブ修理でもかなりいい感じ!! 割れてしまった不要な部品をカットすることで、これ以上ない素晴らしい溶着棒になる。マルエムブルーのヘッドライトカバーは、同色で割れたインナーチェーンケースカバーを利用した。


●文/写真:田口勝己 栗田晃 ●取材協力:ストレート ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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