スーパーバイク選手権でのタイトル獲得を目指し、’20年にフルモデルチェンジした新世代スーパースポーツモデル・ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード。そのパフォーマンスパーツをベビーフェイスがいち早く開発し、カスタムマシンを製作した。ステップやハンドルキット等のゴールドがかなり目を引く。
新世代スーパースポーツのパーツをいち早くリリース
’19年のEICMAでフルモデルチェンジしたホンダCBR1000RR-Rは、スーパーバイク世界選手権でのタイトル獲得を目指したスーパースポーツモデル。MotoGPマシン・RC213Vの技術を投入し、新設計エンジンは218psを発揮。新たなプロフィールのプロリンクサスとフレームなどを採用した最新鋭テクノロジーの塊だ。
そのCBR1000RR-Rのカスタムパーツをベビーフェイスがリリース。仕上がったカスタムマシンを見渡して、まず目を引くのはゴールドのパフォーマンスステップキット。8ポジションで、シフタースイッチの有無にも対応する。そして、ポジションに重要なハンドルもレースコンセプトハンドルキットに変更されている。
不意の転倒アクシデントでのマシンダメージを軽減してくれるフレームスライダーやアクスルプロテクター、エンジンスライダーを装備し、安心感が大幅に向上。レースなどでは必須アイテムとなっているレバーガードをはじめとした既存アイテムのマスターシリンダーキャップやオイルフィラーキャップなども装着している。また、メンテやタイヤウォーマー装着時に必須のスタンドフックは、2種類用意されている。
パフォーマンスアイテムを装備したワンランク上のカスタムマシンだ。
パフォーマンスステップキット(6万9300円)のチェンジ・シフトはオートシフタースイッチの有無にも対応している。シフトスピンドルホルダー(別売)でシフトタッチも向上。ステップ位置は8ポジションの選択が可能だ。
フレームスライダー(1万4300円~)は2種類の長さが用意され、不意の転倒アクシデントなどの際にマシンのダメージを軽減する。レースシーンから生まれたアイテムだが、ストリートユースでも活躍するアイテムだ。
エンジンスライダー(1万780円)は、転倒時などにダメージを受けやすい右クランクケースカバーを保護。フレームスライダーとの同時装着でさらに効果がアップする。
レースコンセプト・ハンドルキット(3万800円)はフロントまわりのインフォメーションをダイレクトに伝達してくれる。0度/5度/10度の角度をラインナップ。
フロントアクスルプロテクター(9350円)の素材はジュラコン樹脂製。アクスルシャフトやキャリパーなどをガードする。
左から、スタンドフック・スプールタイプ(3690円)、アクスルプロテクター(5500円)、スタンドフック・Vタイプ(1万4850円)。
出先で便利なヘルメットロック(3960円)。ヘルメットのDリングに通して使うヘルメットアンカー(1100円)併用で使い勝手も向上。
●取材協力:ベビーフェイス ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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