636ccの並列4気筒エンジンを搭載し、140万円切りの公道向けスーパースポーツとして人気のカワサキ「Ninja ZX-6R」が、2021年モデルとしてカラーチェンジを受け、2020年8月1日に発売される。価格は据え置きの135万3000円だ。ZX-25Rの発表で勢いに乗るカワサキは、大型スポーツクラスでも存在感を示す。
レースから解き放たれた、+36ccの余裕と最強126ps
ニンジャZX-6Rは、スーパースポーツ600ccクラスのエンジンをベースに、レースカテゴリーにとらわれることなく+36ccとした並列4気筒エンジンを搭載。クラス最強の126psを誇りながら、公道での扱いやすさに直結する低中速トルクを排気量によって増強するという、カワサキらしい手法で人気となっている。
KQS(カワサキクイックシフター)やKTRC(カワサキトラクションコントロール)、パワーモード選択、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)といった高度なライダーサポート技術を採用し、スポーツライディングにおけるパフォーマンスを高めているほか、ツインLEDヘッドライトなど最新スーパースポーツのトレンド装備も満載だ。
今回は2021年モデルとして新カラーの採用を発表。STDは新鮮な白×グレーとし、KRTエディションはスーパーバイク世界選手権を戦うNinja ZX-10RRをイメージしたカラーリングとしている。2020年モデルからはアンダーカウルの白い面と赤い差し色のラインが追加され、フレッシュな出で立ちとしている。
価格は2020年モデルから据え置きの135万3000円(STD/KRTエディション共通価格)で、発売日は2020年8月1日。
KAWASAKI Ninja ZX-6R/KRT EDITION[2021 model]
主要諸元■全長2025 全幅710 全高1100 軸距1400 シート高830(各mm) 装備重量197kg■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 636cc 126ps/13500rpm(ラムエア加圧時132ps/13500rpm) 7.1kg-m/11000rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:135万3000円 ●色:白×灰、緑×黒 ●発売日:2020年8月1日
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