切れ味シャープな”タガネ”ラインナップ

折れた/潰れたボルトはタガネで細かく叩いて抜き取る【PBスイスツールズ】

走って楽しむだけではなく、バイクを「いじって楽しむ」サンデーメカニックなら、ボルトを折ってしまった!! という事態に遭遇したことがあると思うが、そんなときにも慌てず焦らず。エキストラクターを使う前に、タガネを使って細かく叩いてみよう。

写真内一番上、一見するとドライバーのようだがこれもタガネ。貫通グリップなので、ハンマーで気持ち良く叩くことができる。六角軸のタガネシリーズは特にお勧め。工具箱に入っていて良かった、と実感することは多い。

(上から)スイスグリップ 貫通タガネドライバ ロングタイプ8820-4 ●価格:3300円(ワールドインポートツールズ横浜税別価格、以下同)、スロットタガネ(ベント・サイドカッター付) 804BENT ●価格:3730円、電工用チスタガネ 825-3 ●価格:1700円、エボシタガネ 815-8 ●価格:1700円、平タガネ 805-22 ●価格2220円[すべてPBスイスツールズ]

硬く鋭い先端部分がボルトナットに食い込む

例えば、ブレーキマスターシリンダーのリザーブタンクキャップを固定する細い皿ネジは、ブレーキフルードの吸湿性の影響でサビてしまうことが多い。先細で鋭い先端のタガネは、このナメた皿ネジ緩めに最適だ。

現在は赤色の商品が販売されているが、モトメカニック誌ガレージで購入した当時はブルーペイントだった平タガネ。真っ直ぐ平らなストレート仕様、曲がった「ベンド」もたいへん使いやすい商品だ。

【モトメカニック編集長たぐちもPB製タガネ・ポンチを愛用】2種類の平タガネ以外に、ひと回り大きく太く分厚い「大型のPB製タガネ」もガレージには導入している。それほどまでにPBスイス製タガネの信者でもある編集長。先端が平らな平ポンチは、各種部品の分解時(特にキャブレター)には超便利な工具である。


●取材協力:ワールドインポートツールズ横浜 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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