【シリンダーの色の違いは硬化処理の影響?】ともにアッパークランクケースと別体式となるシリンダー。ZXRは鋳鉄スリーブ入りのオープンデッキだが、気になるのは25R。表面が滑らかで、色も白っぽくツヤがないなど、明らかにヘッドやケースと製法が異なる。恐らく鉄スリーブレスのアルミシリンダーと思われる。別体式なのはメッキなどでボア内径の硬化処理をしやすくするのが目的か。色が違うのも硬化処理の影響と思われる。
現行モデル唯一無二の250cc直4を引っ提げて’20年にデビューするカワサキ ニンジャZX-25Rと、同社直4クォーターの原点であるZXR250。本ページでは両車のエンジン細部を比較検証。共通点も見出せたが、ヘッドカバー上の電動ポンプらしきパーツなど、25Rならではの新しいメカニズムも発見できた。 目次 1 冷却や環境性能は最新&先進。ターゲットは世界か? 冷却や環境性能は最新&先進。 […]







































