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[画像 No.9/9]仕事と趣味の狭間でトライアルに没頭【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:第3回】

高山さんvol3-09|仕事と趣味の狭間でトライアルに没頭【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:第3回】
ウェルカムプラザ青山でのセクションは、高山氏が考案した組み立て式や移動式のものも一部使われていた。マシンは1985年3月に発売されたばかりの2ストローク車TLM200Rで、山本弘之選手がデモンストレーションを行った。多摩テック→代々木体育館→青山一丁目とトライアルの開催場所がどんどん都心に進出していった。
ホンダ広報部の高山正之氏が、この7月に65歳の誕生日を迎え、勇退する。二輪誌編集者から”ホンダ二輪の生き字引”と頼りにされる高山氏は、46年に渡る在社期間を通していかに顧客やメディアと向き合ってきたのか。これを高山氏の直筆で紐解いてゆく。そして、いち社員である高山氏の取り組みから見えてきたのは、ホンダというメーカーの姿でもあった。 連載第3回はトライアル普及に取り組んだ時代について振り返る。 目次 […]