2019年10月2日、ヤマハが欧州と北米、インドネシアで2020年型のMT-25/MT-03を発表した。今年のYZF-R25/YZF-R3に倣って倒立フォークを採用、さらにアグレッシブなデザインに生まれ変わった。
日本では東京モーターショーにお目見え……しない?!
ヤマハの小排気量スポーツの新鋭機としてYZF-R25/YZF-R3とMT-25/MT-03が国内で発売されたのが2015年。その後、2019年にYZF-R25/YZF-R3が先行してモデルチェンジを実施し、2020年型でMT-25/MT-03がそれを追うように倒立フォーク採用などの変更を受けることが明らかになった。新型MT-25に関してはインドネシア、MT-03は欧州と北米で発表されており、日本では東京モーターショーでのジャパンプレミアを期待したいところだが、情報によると春のモーターサイクルショーが初公開となる模様だ。
メーターもフル液晶の新作に
モデルチェンジの内容は、車体まわりは倒立フォークの採用とリヤサスのセッティング変更が主なもの。リヤは従来よりハードな荷重に耐えるように設定されており、フロントの倒立化に合わせた変更だろう。尚、並列2気筒エンジンに変更のアナウンスはない。そして、新型MT-25/MT-03において最も重要な変更はよりアグレッシブさを身に着けた外観。アジアで今年登場したMT-15に通じるモノアイのヘッドライト+アイブロー(眉毛)状のポジション灯が睨みを効かせており、よりアグレッシブなデザインに進化していくMTシリーズの一角として存在感をアピールしている。さらに、メーターは2019年型YZF-R25/YZF-R3が新採用したフル液晶ディスプレイに変更されている。
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