カワサキのスーパーチャージドエンジンといえば、ニンジャH2シリーズ。しかし、ついにそのシリーズ以外にもスーチャーマシンが登場しそうだ。なにしろ、欧州カワサキがティーザー動画を公開し、その画面にはデカデカと『Z』の名が映し出されたのだ!
まずはティーザー動画を見てもらいたい!
詳しい情報は文字としては何も得られないのだが、この音は紛れもなく4気筒。ヤングマシンはかねてからスクープを重ねてきた中でミドル路線ならばZX-6Rベース、旧Z750ベース、現Z650ベースのミドルツインの3つの可能性があると提唱してきたが、少なくともツインではなくなった。となれば、ニンジャH2系の1000ccエンジンを転用したものか、あるいはミドルクラスに新規の4気筒スーパーチャージドエンジンを投入するのか……。
Z900RSベースの可能性もあるが、本誌としては(大排気量ならば)ZRX1200DAEGの正統後継機種の可能性を推したい。ミドルクラスだとすれば、これはもうどんな内容になるのか読めないが、750ccあたりでZ1000を追い落とすというのも面白いストーリーになりそうだ。
いずれにしても、このタイミングでのティーザー公開ということは、遅くともEICMA 2019(ミラノショー)が開幕する2019年11月5日には全てが明らかになるだろう。
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