GSX250Rと共通の並列2気筒エンジンを搭載し、往年のDR800を思わせるクチバシのようなフロントフェンダーに丸眼1灯を組み合わせ、どことなくクラシカルな雰囲気も漂わせる、スズキのアドベンチャーツアラー「Vストローム250/ABS」がカラーチェンジを受けた。ABSのみに設定された新色はカモフラージュ柄が新鮮。また、原付二種スクーターのアドレス110もニューカラーが発表された。
カモ柄の『ハイテックシルバーメタリック』+3色
軽快で素直な走りと、乗り手を疲れさせないトルク型の並列2気筒エンジンで初心者からベテランまで幅広く受け入れられているVストローム250およびVストローム250 ABSに、カモフラージュ柄採用の新色となる「パールネブラーブラック×ハイテックシルバーメタリック(黒×銀)」が登場。併せて従来のパールネブラーブラック×ソリッドダズリンクールイエロー(黒×黄)を継続するとともに、新色の青と黒がラインナップに加わった。燃料タンクから後ろに向かって黒を採用し、アップフェンダーを中心にシルバーのカモ柄を配した黒×銀は、ホイールに赤のストライプ入り。新色のトリトンブルーメタリックNo.2(青)は、MotoGPレプリカカラーを採用したGSX250Rと同じ色名で、車名ロゴの「V-STROM」の白抜き文字が大きく入っている。パールネブラーブラック(黒)は、車名ロゴの色が従来のグレーから赤へと変更された。
黒×銀はABS仕様のみにラインナップ(基本色と合わせて全4色)され、STD版は基本3色のみとなる。便利なDCソケットやメーターバイザー、ガード風ランプステーといったアウトドアイメージの装備や主要諸元に変更はない。価格も57万240円/ABS=60万2640円(8%税込)で据え置きとなっているのは嬉しいところだ。発売日はABSの黒×銀およびSTDの3色が2019年8月23日、ABSの基本3色は8月26日となっている。
スズキ Vストローム250/ABSの全色ラインナップ
【SUZUKI V-STROM 250/ABS 2019】主要諸元■全長2150 全幅880 全高1295 軸距1425 シート高800(各mm) 車重188kg[ABS=189kg]■水冷4ストローク並列2気筒 SOHC2バルブ 248cc 24ps/8000rpm 2.2kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=110/80-17 R=140/70-17 ●価格:57万240円/ABS=60万2640円(8%税込) ●色:銀×黒(ABSのみ)、黒×黄、青、黒 ●発売日:STDおよび銀×黒(ABS)=8月23日/ABS=8月26日
アドレス110にもニューカラー登場!
優れた燃費の空冷4ストローク単気筒を搭載し、前後14インチホイールで安定したハンドリングを実現。リヤキャリアやシャッター付きキーシリンダーなどを標準装備し、フルフェイスヘルメット+αも収納できる20.6Lのトランクスペースを確保し、通勤などで人気のスズキ・アドレス110も新色を発表した。2つのヘルメットホルダーやフロントインナーラック(コンビニ用フック付き)といった便利な装備や主要諸元に変更はない。価格も据え置きの21万3840円で、発売日は2019年8月23日となる。
【SUZUKI ADDRESS 110 2019】主要諸元■全長1845 全幅665 全高1095 軸距1260 シート高755(各mm) 車重99kg■強制空冷4ストローク単気筒 SOHC2バルブ 112cc 8.8ps/7750rpm 0.88kg-m/6250rpm 無段変速 燃料タンク容量5.2L■タイヤサイズF=80/90-14 R=90/90-14 ●価格:21万3840円(8%税込) ●色:濃青、明青、白、黒 ●発売日:8月23日
スズキ アドレス110の全色ラインナップ
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