東京モーターサイクルショー2019では、トライクやサイドカーなどの”3輪”仕様も多数展示されていた。その中でも個性が際立っていた3台を紹介しよう。
小さくても本格派なモンキー・サイドカー
数々のサイドカーを手がけるエムクラフトブースに展示されていたのが、モンキーとサイズがピッタリなサイドカー「TC-2」。小さなモンキーがいっちょ前にサイドカーを従える姿はどこかコミカルで、見ているだけでも楽しくなってくる。登録費用やツートン塗装代、モンキーの本体価格を含めてもわずか88万円でサイドカー生活を始められるというのも手軽で、セカンドバイクにもオススメだ。
もはやバギー? トリシティ125トライク
サイドカーやトライクで有名なサクマエンジニアリングのブースでひときわ目をひいたのが、もともと3輪あるトリシティにもう1輪プラスしたこの1台。もはやバギーのように見えるが、書類上の扱いはトライクなので“スリーホイーラー”としてくくることをご容赦いただきたい。実用性に?マークがつくところもあるが、意外なことに普通のスクーターをトライク化するよりも小回りが効くそうだ。トライク扱いだから、ノーヘルで乗れる気軽さもある。
バンク角もそこそことれる1輪トレーラー
同じくサクマエンジニアリングのブースで展示されていた変わり種が、ハーレーに牽引された1輪トレーラー。2輪のトレーラーは数あれど、1輪は珍しい。あまりバンク角は深く取れないが、牽引してもハーレーのようなクルーザータイプであればほとんど普段と変わらない感覚で乗れるとのこと。フレームむき出しなのが気になるが、外装をつければかなり実用性は高そうだ。
●文/写真:石川 順一
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