2019年5月30日に東京都港区のイタリア大使館で開催される「イタリア共和国建国記念レセプション」にて、アディバ(ADIVA)が世界初公開の2輪EV「ADIVA AD-4」および、3輪EV「ADIVA AD-Cargo」「ADIVA AD-1」の計3台を出展することがわかった。
イタリア共和国の建国は1946年6月2日
2輪および3輪スクーターを拡張した屋根付きモビリティで知られるADIVAが、同社の本国であるイタリアの「イタリア共和国建国記念レセプション(2019年5月30日)」において、世界初公開となる2輪EV「ADIVA AD-4」および、3輪EV「ADIVA AD-Cargo」「ADIVA AD-1」の計3台を出展する。
イタリア建国記念日とは、1946年6月2日に、王制であったイタリアが国民投票によって共和制の国になった日を記念したもの。イタリア国民にとっては共和国建国記念日=祝日となり、イタリア全土で祝典が行われる。これにともない、日本におけるイタリア大使館でも毎年、記念日を祝うためのレセプションが行われている。トップ写真は昨年のレセプションの様子だ。
世界初公開 ADIVA AD-4(2輪EV)
車両区分は軽二輪(125~250cc)クラスながら、400ccエンジン並みの最高出力を発揮し、高速走行やタンデムでも余裕の走りを実現する2輪EV。フロントスクリーン、開閉式ルーフ、大型リヤトランクという、アディバを象徴する装備を採用し、天候に左右されることなく、ライダーを快適にそして確実に目的地まで運んでくれる。14.4kW の大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで、最大270km の航続を可能とした。
ADIVA AD-Cargo/ADIVA AD-Cargo V2H:荷物の運搬に特化した、3輪EV
2011年にアディバが開発した3輪EV「カーゴ3」が日本郵政に採用され、その際に小型化、軽量化の要望があったことからフルチェンジしたモデルが「ADIVA AD-Cargo(エーディーカーゴ)」だ。大径ホイール、左右独立懸架リヤサスペンション、大型の荷台により、従来のデリバリー向け車両では困難だったビジネスモデルを実現するとしている。
ADIVA AD-1(原付二種クラス)/ADIVA AD-2(軽二輪クラス):日々の移動を楽しくする3輪EV
2 輪車の楽しさと手軽さ。4輪車の安全性と快適性。両方の利点を兼ね備えた3輪EV。開閉式ルーフ、ワイパー付きフロントスクリーン、大型のリヤボックスを採用し、アーバンコミューターとして活躍する。
関連する記事/リンク
ADIVAは、ネオレトロスクーターのプジョー・ジャンゴシリーズに「ジャンゴ150 ABS 120thリミテッドエディション」を設定。2019年2月に125ccバージョンを限定100台で発売していたが、[…]