様々なジャンルのニーゴースポーツが集結。いずれも身近で、操る楽しみに満ちている。フルカウルスポーツに人気が集まるが、セロー250の復活やCB250R、Z250の登場などがトピック。
WEBヤングマシンで全33回にわたってお送りした新車アルバムをまとめたのがこのページ。カテゴリー別に分け、さらには排気量区分によりライバル車を直接比較しやすいように各ページにまとめてある。記事があるも[…]
- 1 スーパースポーツだけじゃない注目モデルたち
- 2 ホンダ CB250R:初のマイナーチェンジを受けたミドルネオスポーツカフェ
- 3 カワサキ Z250:フルモデルチェンジで最新ニンジャ250ベースに
- 4 ヤマハ MT-25:攻撃的ルックスの軽二輪ネイキッド
- 5 KTM 250デューク:スポーティな軽二輪デューク
- 6 GPX ジェントルマン レーサー200:なんとこれが30万円台!
- 7 ホンダ レブル250:足着き性抜群のシングルモデル
- 8 マットモーターサイクルズ 250ccシリーズ:日本にも上陸したニューブランド
- 9 ホンダ CRF250ラリー/タイプLD:ダカールラリーに挑むワークス車のイメージ
- 10 カワサキ ヴェルシス-X 250ツアラー:購入直後にでも旅へ出発できる充実装備
- 11 ホンダ CRF250L/タイプLD:守備範囲が広めなデュアルパーパス
- 12 ホンダ CRF250M:市街地の操縦性を重視するモタード
- 13 スズキ Vストローム250/ABS:扱いやすさを重視したフレンドリーツアラー
- 14 ヤマハ セロー250:復活を遂げたお山遊びの入門用
- 15 ヤマハ トリッカー:自在感を求めた軽量プレイバイク
- 16 写真をまとめて見る
スーパースポーツだけじゃない注目モデルたち
排ガス規制の影響でほぼ絶滅しかけたた250スポーツだが、’08年に発売したニンジャ250(当時名称はニンジャ250R)がヒットし、ニーゴーブームが巻き起こった。2019年、フルカウルスポーツ以外のジャンルに大きな動きはないが、昨年はレブル250がヒット。アドベンチャーブームが大型から250に波及し、車種がイッキに拡大したのは記憶に新しい。長寿モデルのセロー250が規制対応して復活したのも朗報だ。
ホンダ CB250R:初のマイナーチェンジを受けたミドルネオスポーツカフェ
鋼管フレームにシングルエンジンを搭載し、LEDヘッドライトや倒立フロントフォーク&ラジアルマウントブレーキキャリパーで質感を高めたネイキッド。今春には、ステップまわりの形状変更とリヤサスの仕様変更(乗車1Gの沈み込み量増)により足着き性向上を図るマイチェンを実施した。
足つき性アップを至上命令にモデルチェンジをはたしたCB250R。ならば、どれだけ新旧で足つき性がよくなったのか? レポーター・ヤタガイの身長(172cm)だとあまり見た目の違いは出ないが、156cmの[…]
カワサキ Z250:フルモデルチェンジで最新ニンジャ250ベースに
フルカウルスポーツのニンジャ250を、バーハンドルのストリートファイターに変身。19年2月に、前年型で大幅刷新された現行ニンジャをベースとする新型にモデルチェンジした。パワフルな並列2気筒エンジンや、ニンジャH2にインスパイアされた鋼管トレリスフレーム、先代より太い41mm径正立フロントフォークなどは、基本設計がニンジャと共通。ABSを標準装備する。
2018年にフルモデルチェンジを果たしたNinja400/250のネイキッド版として新たに登場する、2019カワサキ新型Z400/Z250。俊敏なハンドリング性能と低回転域における性能向上を謳っており[…]
ヤマハ MT-25:攻撃的ルックスの軽二輪ネイキッド
フルカウルスポーツのYZF-R25がベース。スモールカウル付き異形ヘッドライトや小ぶりなエンジンアンダーカウル、バーハンドルなどを換装して、ネイキッド化してある。R25にあるABS 仕様は未設定。3月発売の’19年カラーは、朱色ホイールのグレー、青色ホイールのブルーが新色だ。
シャープで精悍なスタイリングと俊敏な走りを兼ね備えたヤマハMTシリーズのエントリーモデル、MT-03/MT-25。両車とも車体は共通で、それぞれ320cc/249ccエンジンを搭載する。 MT-03/[…]
KTM 250デューク:スポーティな軽二輪デューク
390 デュークの車体に、日本の軽二輪クラス最大排気量となるエンジンの組み合わせ。KTMお得意の鋼管トレリスフレームや、ブレンボの普及ブランドとなるバイブレ製のラジアルマウント前ブレーキキャリパーなどは共通ながら、ヘッドライトは390がLEDなのに対して250はハロゲンだ。
GPX ジェントルマン レーサー200:なんとこれが30万円台!
タイ王国のGPXは’07年誕生の新興企業で、’09年から二輪車市場に参入し、短期間でホンダとヤマハに次ぐほどのシェアを獲得するに至った。日本では’19年から、月木レーシング母体のGPXジャパンが輸入販売を開始。このうちジェントルマンレーサー200は、ジェントルマン200にロケットカウルと絞りが強めのセパレートハンドルを装着するなどして、カフェレーサー風に仕上げたモデルだ。
タイでシェア3位に食い込む新興バイクメーカーのGPXが、東京モーターサイクルショーで初公開したのは、ジェントルマン レーサー200だ。ロケットカウルにセパハンというネオクラシックのカフェレーサーとして[…]
ホンダ レブル250:足着き性抜群のシングルモデル
車体は基本部が500と共通化され、エンジンはネイキッドのCB250R 用とルーツが同じ。低シートとミッドポジションのステップ、ナローで長すぎない車体構成で、扱いやすさを高めてある。19年1月に車体色を変更。グレー、ブラウンが新色として登場してシルバー、ブラックが継続された。
2017年4月のデビュー以来、順調に販売台数を伸ばし、2018年はスクーターのPCX150を押さえて軽二輪クラスで堂々のトップに躍進したホンダ・レブル250が2019年モデルで初のカラー変更を実施。国[…]
マットモーターサイクルズ 250ccシリーズ:日本にも上陸したニューブランド
’18年10月に輸入開始が発表されたマット・モーターサイクルズは、15年以上に渡ってビンテージカスタムバイクを受注生産してきた英国ブランド。もっと身近なバイクを製造したいという想いに基づき、現在は完成車も手がける。250ccクラスは、細部デザインが異なる4モデルが輸入販売。
ノートンやモトモリーニの輸入・販売を手掛けるピーシーアイが、ブリティッシュ・レトロ・カスタムブランドの「MUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)」の取り扱い開始を昨年10月に発表。[…]
ホンダ CRF250ラリー/タイプLD:ダカールラリーに挑むワークス車のイメージ
CRF250Lをベースに、カウル類や左右非対称の2眼LEDヘッドライトを装着。燃料タンク容量を拡大し、前後サスストロークを伸ばし、後輪のみカットできるABSを搭載してある。ただしタイプLDは、前後サスの変更でシート高を65mm下げてある。19年3月には赤、黒の2色設定を継続しながら新グラフィックを採用し、フォークアウターなど車体各部のカラーが変更された。
最新のダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」のイメージを踏襲するホンダのアドベンチャーモデル「CRF250 RALLY」と、モトクロスマシン「CRF450R」をイメージさせる「CRF25[…]
カワサキ ヴェルシス-X 250ツアラー:購入直後にでも旅へ出発できる充実装備
先代ニンジャ250譲りのエンジンを、専用のスチール製フレームに搭載し、前後19/17インチホイールを履く軽二輪アドベンチャー。カラー&グラフィックが変更された2月発売の’19年型は、スタンダードの設定がなくなり、樹脂製パニアケースやハンドガード、パイプ製の車体ガード、DC電源ソケットやセンタースタンドを装備したツアラーのみの設定となった。ABSを備える。
ニンジャ250由来の並列2気筒エンジンを搭載し、高い汎用性を与えられたアドベンチャースタイルのツーリングバイクがヴェルシス250Xツアーだ。シリーズのコンセプトである「ANY ROAD ANY TIM[…]
ホンダ CRF250L/タイプLD:守備範囲が広めなデュアルパーパス
スチール製フレームに水冷単気筒エンジンを搭載。オン&オフでのバランスよい走りを追求する。タイプLD は、サス変更でシート高を45mm低減。今年2月には、ホイールリムをはじめ各部がブラックアウトされ、フォークブーツがブロンズとなり、既存色の赤に加えて新色の黒が追加された。
ホンダ CRF250M:市街地の操縦性を重視するモタード
生産が終了されたロードスポーツのCBR250R 用に仕様変更を加えたエンジンを搭載するオフロードスポーツのCRF250Lを、前後輪の17インチ化(Lは前後21/18インチ)や前ブレーキの大径化、前後サスの最適化などで、いわゆるスーパーモタードに仕立てたモデル。オンロードタイヤを履く。
スズキ Vストローム250/ABS:扱いやすさを重視したフレンドリーツアラー
エンジンとフレームは、日本でも販売されていたグローバルネイキッドのGSR250用がベース。堅牢でサイズに余裕があるGSRフレームの長所を生かす。前後ホイールは、オンロード重視の17インチ径アルミキャスト型。純正アクセサリーのパニアケースを装着できるベース部を備える。’18年10月には、マフラーカバーに変更を受けると同時に、ABS仕様がタイプ追加された。
ヤマハ セロー250:復活を遂げたお山遊びの入門用
マウンテントレールの楽しさを、1985年の初代225時代から提唱。’17年に生産終了となったが、FI制御の高度化や蒸発ガソリンを低減するキャニスターの追加、LEDテールランプやロングリヤフェンダーの新採用を受けて、’18年8月に復活した。前後21/18インチのフルサイズホイールを履く。
街乗りから林道トレッキングまでこなす"マウンテントレール"として、’85年から続く伝統の長寿モデル。平成28年排ガス規制により’17年8月に生産終了となったが、第3次排ガス規制に適合する改良を実施、約[…]
ヤマハ トリッカー:自在感を求めた軽量プレイバイク
エンジンやフレーム基本部はセローと共通で、同じく’17年に一度は生産が終了されたが、FI制御の高度化やキャニスターの追加が施されて’18年9月に復活。セローと同じく、車重は若干増えたが最高出力は2 馬力アップした。フルサイズより小径な前後ホイールと簡素な車体構成を採用する。
セロー250やSR400とともに2017年に生産を終了したトリッカー(TRICKER)が、新排ガス規制に対応して9月20に新発売。実際に乗ってみての違いは? 新型はエンジンが明らかに元気になった 新型[…]
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