ブームの兆しを見せているキャンプツーリングなど、『アウトドアとバイク』の相性のよさが再注目されている。大阪・東京モーターサイクルショーのヤマハブースでは、テントやテーブルなどで世界観を創り上げたキャンプエリアが目についた。そこにあったのは、ビビッドなカラーリングを施された2台のコンセプトカスタム、ツーリングセローとツーリングトリシティ155だ。
今年のキャンプ推し車はセロー&トリシティ!?
ゆるキャン△とコラボしたスペシャルエピソード(コチラ)がWEBに掲載されるなど、キャンプツーリングブームの牽引に積極的なヤマハ。大阪・東京モーターサイクルショーにはキャプエリアを設け、ツーリングセローとツーリングトリシティ155の2台をコンセプト展示した。「ツーリングセローはわかるけど、なぜトリシティが?」という意見も多いだろうが、実はこのトリシティ155、高速走行時の安定感やダート走破性が高く、意外にもツーリングに使いやすい一台なのだ。Youtubeなどではトリシティで雪中走行する姿も見られたりするほど。
デジタルカモフラージュデカールはもちろん参考出品。でも、アウトドアシーンだけでなく、意外とシティユースにも溶け込みそうな雰囲気だから、ぜひデカールキットとして販売してほしいところだ。
参考出品されたツーリングトリシティ155
参考出品となっているアドベンチャーキャリアとパイプガードについては、本誌が独自に入手した情報によれば実際の発売も検討中で可能性大とのこと。これは期待したい!
こちらも参考出品のツーリングセロー
コンセプトカスタムモデルのツーリングセローは、既存のアクセサリーパッケージであるツーリングセロー(61万9920円)をベースに、サイドバッグの後輪巻き込み防止ガードとスペシャルカラーリングを追加したもの。ツーリングトリシティ155と同様にデジタルカモ柄とアクセントカラーの蛍光イエローを配している。鮮やかなアンダーガードも新鮮だ。
●取材:谷田貝 洋暁 ●まとめ:編集部 ●撮影:箱崎 太輔
関連する記事/リンク
2019東京モーターサイクルショーで、ヘルメットメーカーのSHOEIが、ヘッドアップディスプレイ機能を持ったバイク用ヘルメットを参考出品。これはまるでスカウター?! ワリと近い将来、実現されるちょっと[…]
この写真を見て「おっ!」と思ったアナタ。そう、コイツは伝説の"キング"ことケニー・ロバーツが駆ったYZR500? ……ではなく、なんと外装を着替えたヤマハYZF-R25だ。アメリカ・南カリフォルニアに[…]