2018年11月のミラノショー(EICMA)にて発表され大きな話題を呼んだ、カワサキが誇るスーパーチャージドツアラーの最上位バージョン「Ninja(ニンジャ)H2 SX SE+」。このバイクの日本国内発売が正式発表された。電制サスやコネテクティブ機能など最先端の技術を結集したモデルは、277万5600円(税込車両本体価格)にて2月1日に発売される。
Ninja H2 SX SE+:電子制御サスKECS+ブレンボStylema
川崎重工グループの技術力を結集し、Ninja H2において実現したスーパーチャージドエンジン。その強烈な加速力をスポーツツアラーとして最適化したNinja H2 SXシリーズの最上位グレードとして新登場するオートバイが「Ninja H2 SX SE+」だ。
Ninja H2 SX SE+の最大の特徴は、実用的で充実した上位機種SEの装備に加え、最先端の技術を惜しみなく投入したこと。特に電子制御サス「KECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)」は、あらゆる状況に合わせて挙動変化を最小限に抑えるだけでなく、スマートフォンからも簡単にセッティング変更ができる。また、フロントブレーキにはブレンボ社製のストリート用モノブロックキャリパー最上級モデル「Stylema」を装備。電サスKECSとの相乗効果でより高いパフォーマンスが発揮される。
ボディカラーはメタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラックのみ。小傷を自己修復するコーティング塗装「ハイリー・デュラブル・ペイント」が施される。
税込車両本体価格は277万5600円。2019年2月1日より発売される。
Ninja H2 SX SE:自己修復ペイントを採用
STDのNinja H2 SXに対しフルカラーTFT液晶メーターパネルやLEDコーナリングライトなどの実用的な機能・装備を追加した上級グレード「Ninja H2 SX SE」については、2019モデルでは短時間で小さなスクラッチ傷などを自己修復するハイリーデュラブルペイントが施される。なお、Ninja H2 SX(STD)については’18モデルからの変更点はない。
車名 | Ninja H2 SX | ||
SE+ | SE | STD | |
全長(mm) | 2,135 | ||
全幅(mm) | 775 | ||
全高(mm) | 1,260 | 1205 | |
軸距(mm) | 1,480 | ||
シート高(mm) | 820 | ||
キャスター角(度)/トレール量(mm) | 24.7°/103 | ||
車両重量(kg) | 262 | 260 | 256 |
エンジン型式 | 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量 (cc) | 998 | ||
内径×行程(mm) | 76.0×55.0 | ||
圧縮比 | 11.2:1 | ||
最高出力(ps/rpm) | 200/11,000(ラムエア加圧時210/11,000) | ||
最大トルク(kgf・m/rpm) | 14.0/9,500 | ||
燃料タンク容量(L) | 19 | ||
変速機形式 | 常噛6段リターン | ||
ブレーキ前 | デュアルディスク | ||
ブレーキ後 | シングルディスク | ||
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 | ||
タイヤサイズ後 | 190/55ZR17 | ||
車両本体価格(税込) | 277万5600円 | 239万7600円 | 199万8000円 |
※情報提供;カワサキモータースジャパン
このバイクに関連する記事/リンク
2018年10月のインターモトショーから11月のミラノショーにかけて、世界のニューモデルが一気に登場したことは記憶に新しいだろう。WEBヤングマシンでは新車情報を逐一お届けしてきたが、本特集「2019[…]
カワサキが誇るスーパーチャージドツアラーに電制サスとコネテクティブ機能を充実させた最上位バージョン、Ninja H2 SX SE+(ニンジャH2 SX SE+)が追加。最先端のバイク旅をこれで体験だ。[…]