ドゥカティは2019年モデルの価格を発表した。日本への導入時期について確定情報はないが、注目のパニガーレV4R(221馬力/レーシングキットで234馬力)は初夏~夏ごろの入荷が見込まれる。ほかにもディアベル1260/Sやハイパーモタード950/S、ムルティストラーダ950Sといった新型バイクが揃っている。
公道走行が可能な究極のレーシングバイク
214psで世間を驚かせたパニガーレV4/S(1103ccのV4エンジンを搭載)に続き、2019シーズンからスーパーバイク世界選手権を戦うためのドゥカティ・スーパーバイクの最終兵器が登場した。それがパニガーレV4Rだ。搭載されるV4エンジンは998ccのデスモセディチ・ストラダーレRで、最高出力の221psを発生するのは1103ccのV4より2250rpmも高い15250rpmというモンスタースペック。しかもレーシングキットを装着すれば234psになるというから驚きだ。気になる価格は455万円となっている。MotoGPゆずりのウイングが装着されている点にも注目したい。
そしてもう1台のスーパーバイクはパニガーレV4Sコルセで、こちらはMotoGPレプリカカラーを施したものだ。
その他のスーパーバイク
PANIGALE V4:265万9000円
PANIGALE V4S:331万円
PANIGALE V4 SPECIALE:455万円/同マグホイール仕様:509万円
1299 PANIGALE R FINAL EDITION:455万円
959 PANIGALE:207万5000~210万5000円
959 PANIGALE CORSE:235万1000円
DVT搭載の新型ディアベル
Xディアベルをベースに、ネイキッドスポーツに近いライディングポジションを与えられ、よりマッシブに生まれ変わった新型ディアベル。新型の登場と同時にオーリンズ製サスペンションを装備するSバージョンもラインナップされることになった。
Xディアベルシリーズ
XDIAVEL 1260:228万5000円
XDIAVEL 1260 S:268万円
軽快な950にもSバージョンを投入
ムルティストラーダは従来の950と1260/S/PP/ENDUROからなる構成に950Sを追加。電子制御のスカイフックサスペンションを装着し、フロントに19インチのホイールを履くなど、独自の車体構成で1260にはない魅力を訴求する。
その他のムルティストラーダ
MULTISTRADA 1260 S:265万5000~269万5000円
MULTISTRADA 1260 PIKES PEAK:309万9000円
アップマフラーとなったハイパーモタード
大幅なマイナーチェンジを受けたハイパーモタード950は、より広いハンドルバーや新しいシートなどを備え、各種電子制御やライディングモードを与えられた。SPはオーリンズ製サスペンションなどを装備している。
モンスターにはステルス仕様の821を追加
2018年に初代の登場から25周年を迎えたモンスターシリーズには、マットブラックのカラーリングに専用の新グラフィック、ヘッドライトフェアリングを装備したステルス仕様が追加された。また、価格は未発表だがモンスター25°アニバサリオも登場予定となっている。
その他のモンスターシリーズ
MONSTER 797/Plus:価格未定
MONSTER 821:141万9000~144万9000円
MONSTER 1200:175万5000円
MONSTER 1200 S:201万5000~204万5000円
MONSTER 1200 R:224万5000円
スーパースポーツSは日本限定カラーを発売
日本以外の国ではスタンダードモデルにのみラインナップされるマットチタニウムグレイをSバージョンに展開。赤いフレームとともにドゥカティのオートバイの伝統を感じさせるカラーリングに仕上がっている。
その他のスーパースポーツシリーズ
SUPERSPORT:162万9000円
SUPERSPORTS S(通常カラー):180万9000~183万9000円
Sixty2をベースにブラックアウトした#HASHTAG
普通二輪免許で乗れるスクランブラーシックスティ2に専用のブラックナイトカラーをまとった新色が発売された。その他のバージョンは順次発売となる見込み。
その他のスクランブラーシリーズ
SIXTY2:89万9000円
1100:159万2000円
1100 SPECIAL:175万6000円
1100 SPORT:184万3000円