マシン・オブ・ザ・イヤー2018
目立ちにくい電源ポートを求める人へ

キジマ USBチャージャーをテスト【防水・コンパクト・目立ちにくい】

USBチャージャーを多数ラインナップしているキジマから、インジケーターを外側に配置した新製品が登場。防水かつコンパクトで目立ちにくいのが特徴とのことだが、果たしてその使い心地は?

【〇】装着状態がスマート。低電圧なら供給中止

シガータイプしかなかった時代から電源ソケットをラインナップしてきたキジマ。主力がUSBポートになった今もそれは変わらず、タイプの異なる製品を数多く取り揃えている。そんなキジマから新たにシングルタイプのUSBソケットが発売された。バッテリーの電圧状態を表すインジケーターを持つものはすでにラインナップにあるが、これまでは防水キャップに覆われていて開かないと視認できなかったのに対し、新製品は本体上面にLEDランプを配置。利便性を高めるとともに、コンパクト化を図っているのがポイントだ。

テストではメーターパネルの上に本体を設置した。既存の製品よりも圧倒的に小さく、ほとんど目立たない。それでいて夜間はインジケーターが点灯するので、カスタム欲も満たしてくれる。使用感については、特に問題なくスマホが充電できたので不満はない。11.5V未満になると自動的に充電を停止する機能が働くため、バッテリーのコンディションが悪いときにはバイク側に負担をかけないのでありがたい。

移動中にスマホを充電したいけれど、ハンドルまわりを仰々しくしたくないという人にはピッタリだ。

レインプルーフキャップをかぶせた状態での防水防塵性能はIP55相当と高いが、洗車時は水や洗剤を直接吹き付けないように配慮したい。

【×】ブラブラしがちなキャップ。それ以外は不満なし

USBポートにケーブルを接続するにはキャップを開けなければならず、走行中はそれがプラプラと揺れるため、何らかの対策は必要だ。

【結論】目立ちにくい電源ポートを求める人へ

キジマのUSBポートといえばアルミボディのカラフルな製品が人気を集めていたが、それよりも圧倒的に小さく、裏方に徹したデザインを採用したのが今回の新製品だ。質実剛健であり、価格設定も手頃。これも人気が出そうだ。

【バッテリーの状態をランプ色で表示】本体上面にあるインジケーターは、バッテリー電圧が11.5~16Vのときは青が点灯する。11.5V未満では赤が点滅し、低電圧のため電源の供給が中止に。これが最低限度電圧保護機能だ。

【出力は安心の2.1A】本体サイズは約44×20×13mmとコンパクトな上、色が黒なのでハンドルやメーターまわりに装着しても目立ちにくい。本体はベルクロかタイラップで固定する。

(左)USBケーブルをつないだ状態では非防水となるため、雨天時はこの部分が濡れないように最大限の配慮を。(右)セットにはエレクトロタップやタイラップが含まれる。ケーブルは1mと長いので、装着場所に困らない。

【キジマ USBチャージャー インジケーター付き シングルポートキット】
●税込価格:4320円
●本体寸法:44×20×13mm ●作動電圧:11.5V~16V
●出力電圧:DC5V±0.25V /2.1A
●問:キジマ ☎03-3897-2167 http://www.kijima.info/

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大屋雄一

大屋雄一

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紙面版にて厳正なる新製品テストを担当するベテランジャーナリスト。

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