マシン・オブ・ザ・イヤー2018
佐藤寿宏のレース通信

【2018日本GP ③】タイトルに王手のマルケスは転倒の影響で予選6位に沈む

ロードレースを追いかけること20年以上のフリーライター・佐藤寿宏さんの「寿(ことぶき)通信」をお届け。国内外、レースの様々な現場から届く「寿通信」は、日本人選手の動向を中心にレポート。今回は、日本GP、土曜日のレポートだ。

ポールポジションはドゥカティのドヴィツィオーゾが獲得

MotoGP™日本グランプリ2日目は、一時、雲が広がったものの基本的に青空に恵まれた。MotoGP™クラスは、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが安定した速さを見せポールポジションを獲得。昨年、ポールポジションを獲得したヨハン・ザルコが2番手、ジャック・ミラーが3番手となりました。タイトル獲得に王手をかけているマルク・マルケスは、フリープラクティス4でトップタイムをマークするもののS字コーナー進入で転倒。1号車が大破してしまったため、Q2には、2号車で臨むことを余儀なくされ6番手と今ひとつ攻めきれなかったようです。ケガもあったとうわさされており、今のところツインリンクもてぎでタイトルを決める可能性は、低くなってきていると言えるでしょう。

日本勢は、中上貴晶がQ1で2番手となりQ2に進出し12番手。中須賀克行は、Q1で転倒を喫してしまい20番手グリッドから追い上げます。Moto2™クラスは、長島哲太が好調をキープ。自己最高位となる予選8番手につけ、決勝は、トップ争いに絡んで欲しいものです。Moto3™クラスでは、真崎一輝が8番手、佐々木歩夢が13番手と、前戦タイラウンドでトップ争いを繰り広げた2人が、上位を狙えそうです。ヤングマシンでも、おなじみの岡崎静夏は、2年前のタイムを超えられないことで焦ってしまったと29番手でした。

LCR Honda IDEMITSUの中上は12位からのスタートとなる。

Kohara Racing Teamの岡崎静夏も奮闘。

文・撮影:佐藤寿宏

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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