2018年10月11日からアメリカでAIMEXPO(AMERICAN INTERNATIONAL MOTORCYCLE EXPO)が開催されているので、ここでは北米向け2019年モデルで目立ったものを紹介したい。基本どれも日本では入手できないが、新鮮だ。
市場が大きいだけに専用色が見られる
北米には、趣味嗜好の違いから日本や欧州にはないカラーリングが存在するケースがよく見られる。特にスーパースポーツはフレアパターンやピンストライプの模様が入るなど、その時々の流行に合わせた派手なモデルが多く投入されてきた。そして2019年型は、YZF-R1の赤がその筆頭と言えるカラーリングで、名称はRapid Red=速い赤。まるで〇〇〇専用のようなイメージだ。もちろん、性能が3倍アップとはアナウンスされていない。
日本や欧州では生産終了しているモデルも存在
日本や欧州は、国連が主導する国際基準を導入する形で足並みを揃えており、排ガスや騒音などの規制値は現在一致している状況だ。そのため、欧州で売られているモデルはほぼそのまま日本に導入できるようになっており、製品のグローバル化がより推進できる状況になっている。その中で、米国は自国の基準を貫いており、ある意味”ガラパゴス”的(という割に市場は巨大だが)なモデルが存在できる環境になっている。
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