2018年5月12~13日に一般公開された静岡ホビーショーでタミヤがYZF-R1Mの1/12スケールのプラモデルを初公開した。タミヤのプラモらしく写真では実車か模型か判別しかねるレベルの完成度。そして、今年はR1の20周年イヤーということもあり、初代の1998年モデルとともに展示されたのだ。
1998-2018年の節目を祝うプラモ化
2017年の東京モーターサイクルショーでCRF1000Lアフリカツインの1/6スケールモデルを実車とともに展示して話題となったタミヤが、5月の静岡ホビーショーで最新作となるYZF-R1Mを発表した。2018年は、1998年に誕生したYZF-R1の20周年イヤーということもあり、実車でも初代と現行型を並べて展示するなどお祝いムードを演出した。もちろんYZF-R1の初期型はタミヤでもラインナップされており、1/12スケールモデルでも初代と現行型をダブル展示。まさにR1ずくめの発表となったのだ。
カウルを外しても超リアル
他のモデルと同じように、タミヤのプラモデルはパーツ単位から実車と同じように造られており、カウルを外しても精巧なフレームやエンジンなどを鑑賞することができる。2015年モデルからサーキット最速を目指して採用されたYZR-M1譲りのフレームやクロスプレーンクランクシャフト採用した並列4気筒エンジン、オーリンズの電子制御サスペンション、フルカラー液晶メーターなど細部まで抜かりなく再現されている。
ディティールアップパーツシリーズも同時発売
フロントフォークのゴールドアルマイト仕上げのアルミ製アウターチューブやフォークトップに加え、ブラックアルマイト仕様のアウターチューブエンドをセットしたディテールアップパーツも同時に発表された。金属ならではの高い質感がモデルの仕上がりをいっそう高めてくれる。また、このキットにはリヤショックの塗装済みスプリングもセットされている。
ニュース/写真提供:タミヤ