マン島TTコースでヌード撮影!?

世界一危険でムフフ♥なカレンダー

世界一危険がゆえに、惹き付けられるライダーが後を絶たないマン島TTレース。そして、その魅力の前には男も女もないらしい。イギリスの女性バイクジャーナリストは、マン島TTコースに文字通り「身も心も」捧げてしまった!?

マン島一家で育った女性のアートカレンダー

マン島TTに惚れ込んだひとりの女性が、自らプロデュースして自らが出演するヌードカレンダーを作ってしまった! イギリス在住のアーティスト&ジャーナリストであるレイチェル・クレッグさんは、祖父も父もTTライダーという、生粋のマン島ファミリーに生まれ育った女性。幼いころからTTを見て育ち、その世界観を心から愛している。

「世界中のモータースポーツで、もっとも過酷で危険なのがマン島TTレースです。私は、そんなレースに挑戦するライダーを心から素晴らしいと思っていて、その狂気に満ちた世界への敬意を示す作品を作りたかったんです」

マン島にはグースネックやブレイ・ヒルといった、数多くの名物コーナーが存在する。カレンダーに収められているのは、そんな名所でハダカになるレイチェルさんの姿。モノクロということもあってアート色の強い仕上がりだが、ときには凍え死にそうになり、ときには警察に通報され、さらには怪我をして病院に運ばれたり……と、本当にいろんな意味で“身体を張って”製作されている。

 史実に基づくパフォーマンスが楽しい

とはいえ、このカレンダー最大の見どころはマン島TTの史実に基づくパフォーマンスだ。例えば、崖下に落ちたライダーがヘルメットを放り投げて救助を求めたエピソードを持つコーナーでは、レイチェルさんは全裸+巨大なアライヘルメットという姿で登場し、とあるレーサーがガス欠を起こしたコーナーでは、ガソリン携行缶の上でポーズを取る……といった具合。もちろん、カレンダーにはそのエピソードの解説も入っている。

‘95年にミルキー・クアイルというライダーが崖下に墜落した際、濃い霧で気がつかないマーシャルにヘルメットを放り投げて救助を求めた……というエピソードが残る32番マイルストーン付近。デモ用の特大アライは合成ではなく、実際に被って撮影したのこと。

ブランディウェルでは’96年、ライトウエイトTTにエントリーしていたフィリップ・マッカレンがガス欠でストップ。勝てたレースをフイにした……というワケで小道具はガソリン携行缶。そんな細かなエピソードまで、よく拾ってくるよなあ……。

マン島の中でも有名なコーナーのひとつ、グースネック。というわけでガチョウなのだが、彼女の腕を見るとかなり力を入れて押さえ込んでいるようにも見え、撮影の苦労もかいま見える!?

マン島TTの愛好家であり、そのエピソードを知り尽くすアーティストだからこそ作れるカレンダーは、彼女のウェブサイトから購入可能。価格は25ポンド(≒3750円。日本からのオーダーには日本語翻訳も付けてくれるとのこと)で、ドイツのニュルブルクリンク・バージョンや、それぞれのTシャツといったグッズ類も発売中だ。

(↓購入はこちらから)

http://www.rachaelclegg.com

 

↓こちらはニュルブルクリンクバージョン

マン島TT版と同様、彼女のHPから購入可能(こちらも25ポンド)。

メイキング画像も貰いました

Rachael, Thank you for your cooperation!

マツ

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「西部警察」と「北の国から」をこよなく愛する本誌編集部員。NSR専門誌・PROSPECのほか、フリーペーパーとして復活を果たしたビッグマシン零(ゼロ)の編集長も兼任する。
■1975年生まれ
■愛車:HONDA NSR250R(1992)/HARLEY-DAVIDSON XL883(2009)

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