
2023年12月にデビューしたハーレーダビッドソンX350。ウィズハーレー編集部で購入し1年が経過した。ツーリングや日頃の足にも使っているが、今のメインステージはサーキットだ。バンク角確保をメインにカスタムパーツを購入し取り付け。不要なパーツを取り外して、軽量化も狙いカスタムしている。
●文/写真:宮下豊史(ウィズハーレー編集部) ●外部リンク:ベビーフェイス
筑波サーキット向けにカスタム中
「X350ウィズハーレー編集部号」は、2024年12月現在、サーキット、とくに筑波サーキットでタイムを削るためのカスタムを進めている。過去、全日本選手権に出場し、筑波サーキットのクラスタイムレコード保持者の友人にアドバイスをもらいつつ、編集部のガレージまで来てもらい、取り付けやセッティングを手伝ってもらえているのでありがたい。
とくに強く言われているのはデータ取り。タイヤの空気圧/プリロードをかけた量/その時のタイムなどをしっかりと記録することで、セッティングの方向性や走り方の向上に役立てている。少しの調整でタイムに影響が出るのが面白い。
今後は、ハイグリップタイヤへの変更/ブレーキまわりの強化/サスペンションの交換を考えている。すべてはタイムアップのため。そのためにお金を使うことを厭わないと理由をつけて、夜な夜な通販サイトやメーカーサイトを巡回し、新しい製品をチェック。気に入ったパーツがあると躊躇なくポチり、購入している。
ベビーフェイスのフレームスライダーとアクティブのパフォーマンスダンパーをそのまま装着するのはNG。パフォーマンスダンパーのステーとボルトをスチール製に統一しないと性能を発揮できない、とのこと。そこでフレームスライダー内側のアルミカラーとワッシャーをスチール製に変更し同時装着した。
さらにベビーフェイスのステップキット(6万500円)も装着。ノーマル位置よりもやや前にしつつ、上へ移動し4段階で調整可能。
スプロケットは44丁から42丁へ、ややロングに変更。サンスターのマルケジー二TYPE-Aホイール用が合致。
走行中にタイムを確認できるように、アクティブから販売されているQSTARZ LT-8000GTを低くしたハンドルポストに装着した。
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