
バイク王が運営する「Beat&C」のアンバサダー就任を契機にハーレーユーザーとなった、YouTuber“山賊ライダー”朝山すずさん。『ウィズハーレー』編集部では、過去3回にわたり、彼女とXL883Nアイアンのハーレーライフをレポートしてきた。初めての愛車選びからカスタムまで、すずさんの相談に乗ってくれたのはバイク王のスタッフだった。本記事では、この1年の歩みを振り返りたい。
●文/写真:栗田晃(ウィズハーレー編集部) ●外部リンク:バイク王
朝山すずちゃんがアンバサダーを務める「Beat&C」
バイクと出会うきっかけは人それぞれだが、YouTubeの企画でバイクの免許を取得し、バイク王が運営するハーレー専門のコンセプトショップ「Beat&C」のアンバサダーとなったことでハーレーライフが始まった朝山すずちゃん。
このBeat&Cは、母体であるバイク王と同様に「買取」「販売」「整備」「カスタム」を通じてハーレーユーザーのサポートを行っており、ベテランライダーはもちろん、経験や予備知識がないライダーにとっても頼れる存在だ。
最大の魅力は車両選択肢の広さ。メーカーや車種を問わず、バイク王には年間約30万件の“売る”と“買う”の相談がある。そしてバイク王では年間取り扱い台数10万台以上にもなる中古バイクの中から厳選した車両を店頭で販売。
このうちハーレーを専門に販売しているのが、世田谷店/京都八幡店/福岡マリナ店の「Beat&C」で、全国のバイク王店舗の在庫を含む販売車両のすべてがホームページからオンライン検索できる。そのため、欲しい車種や年式が明確なユーザーも、漠然とハーレーに憧れるユーザーも、理想の1台に巡り会える可能性が高い。
憧れのハーレーXL883Nアイアンとの出合い
初めてハーレーを購入したいライダーにとって中古車は身近な存在だが、どこで買うのが正解なのか分からないという声も少なくない。そんな時にひとつの判断基準になるのが“取り扱い台数”である。
選択肢が10台か100台かで比べれば、当然後者の方が車種でも予算でも細かく設定できる。バイク王の中古バイクの年間取り扱い台数は10万台以上にのぼり、その中から厳選されたハーレーが「Beat&C」やバイク王の店頭に並ぶのだから、すずちゃんが1台に絞りきれずに迷ったのは無理もない。
ふだんの用途やライフスタイルを含めてスタッフに相談した結果、ブラックで統一されたアイアン883を選んだのは、ベストなチョイスだったと言って良いだろう。
初めてのハーレーはXL883Nアイアン!!
アイアン883を選んだ理由など朝山すずちゃん本人を直撃インタビュー!
バイク王世田谷本店で自分だけのカスタム
「買取」「販売」に加えて「整備」や「カスタム」にも注力しているのがバイク王の特長。ハーレーを所有する動機のひとつとして“自分ならではのスタイルを楽しみたい”ことを挙げるユーザーは多く、すずちゃんにも「ロー&ロングに見えるようにカスタムしたい」という希望があった。
変更点は純正ハンドルをフラットタイプに交換し、ガソリンタンクをリフトアップ、タンデムシート撤去の3点で、バイク王では整備資格のある整備士が作業を行った上で、必要に応じて構造変更届も行う。今回は車高が変わるハンドル交換と定員が1名となるタンデムシート撤去が構造変更届の用件となり、バイク王が申請を行い合法カスタムとなった(このときの記事はコチラ)。
ハンドル交換とシート変更、ガソリンタンクのリフトアップとタンク下ハーネスの移動などによって、納車とはずいぶん異なるイメージに仕上がったすずちゃんのアイアン。
「こうしたい」と思ったスタイルにカスタムすることでいっそう愛着が沸くのは間違いなく、さらに構造変更届済みというお墨付きがあれば、どこでも安心して出かけることができる。
カスタムを楽しみ浅山すずちゃん。
完成したアイアンでツーリングへGO!!
XL883Nアイアンを手に入れたことで、以前レポートした宮ヶ瀬ツーリングを始め、オシャレなカフェやナイトクルージングに出かける楽しさにも目覚めたすずちゃん。
ツーリング先でライダーの義務を果たす朝山すずちゃん。
気持ちよくツーリングする朝山すずちゃんの走行シーンはこちら!
アイアンとのハーレーライフは2年目を迎えてライディングフォームもキマってきたすずちゃんは、自身のYouTube活動と並行してバイク王全体のアンバサダーに就任。こちらはTikTokをはじめとしたSNSへの出演でバイク王の魅力をアピール。ウィズハーレーはこれからも全力ですずちゃんを応援するぞ!!
バイク王で理想の愛車を見つけたい
大型免許を取得して初めてのバイクとしてハーレーを選ぶには何かと不安も募るかもしれないが、バイク王の徹底したサービスによって懸念は払拭されるはず。いつかはハーレーに…というライダーは、バイク王に相談してみては?
また、購入後も頼りになるのがバイク王の特長。「ロー&ロングイメージでカスタムしたい!!」というすずちゃんのリクエストをかなえた世田谷本店を始め、全国の多くの店舗に国家資格を持つ整備士が多数在籍しており、各地域の運輸局長による認証を取得した整備工場ではオイル交換をはじめとした日常的なメンテナンスから車検整備、さらに自分好みのカスタムにも対応。その内容が合法か否かの判断や、作業内容によっては必要となる構造変更の届け出も行ってくれるので、ユーザーは安心してカスタムを楽しむことができる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
FLHCヘリテイジクラシック:美しいスポークホイールは新作チューブレス仕様だ! クラシックテイストは、伝統あるブランド・ハーレーダビッドソンにとっては大きな魅力であり、誇るべきポイントと言えよう。 ラ[…]
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
FXBBストリートボブ:ウィリーGが手がけたストレッチダイヤモンド 拳を突き上げて乗るワイルドなライディングポジションを決定づけるミニエイプバーをはじめ、小ぶりなヘッドライト/スリムな燃料タンク/ショ[…]
ミルウォーキーエイト117に3タイプのエンジン登場! ハーレーダビッドソンの現行クルーザーモデルには、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新した3タイプのミルウォーキーエイト[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
最新の関連記事(バイク王)
バイク王公式アンバサダーに就任した虹色侍の“ずま” 今年2025年4月から始まったバイク王の新CMで、ハイテンポで歌い上げる「バイクを売るならGO〜バイク王〜」のフレーズに気づいたライダーも多いはず。[…]
広報担当者おすすめのバイク王ブースの必見ポイント 「♪バイクのことならゴ~バイク王~」のフレーズでおなじみの株式会社バイク王&カンパニーは、バイクの買い取りだけでなく、買取した豊富な良質車両を自社で直[…]
バイク王の初売り2025 企画①:「500台大放出! 初売り特選車争奪戦!」 バイク王の豊富な在庫車両から、このキャンペーンのため特別に用意された500台の特選中古車を2025年1月4日(土)から2回[…]
暑いけど宮ヶ瀬し〜。私のアイアン、最高ー! YouTubeの企画で免許を取得して以来、仕事でもプライベートでもバイクに乗ることが多い朝山すずちゃん。夜は星空や海を見に出かけたり、昼はオシャレなライダー[…]
ついにカスタムがスタート!! 憧れのローハンドル、楽しみ〜♡ Beat&CアンバサダーとしてXL883Nアイアンとのハーレーライフをスタートし、この1年間でカスタムプランを練ってきた朝山すず[…]
最新の関連記事(ハーレーダビッドソン)
FLHCヘリテイジクラシック:美しいスポークホイールは新作チューブレス仕様だ! クラシックテイストは、伝統あるブランド・ハーレーダビッドソンにとっては大きな魅力であり、誇るべきポイントと言えよう。 ラ[…]
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
FXBBストリートボブ:ウィリーGが手がけたストレッチダイヤモンド 拳を突き上げて乗るワイルドなライディングポジションを決定づけるミニエイプバーをはじめ、小ぶりなヘッドライト/スリムな燃料タンク/ショ[…]
ミルウォーキーエイト117に3タイプのエンジン登場! ハーレーダビッドソンの現行クルーザーモデルには、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新した3タイプのミルウォーキーエイト[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
人気記事ランキング(全体)
50ccでも実用カブとは別系統のOHCスポーツ専用エンジンを開発! ホンダは1971年に、50ccではじめてCBの称号がつくベンリイCB50を発売した。 それまで50ccにもスポーツモデルは存在したが[…]
ミニカーとは何かがわかると登録変更のハードルもわかる まず「ミニカー」とは、法律上どのような乗り物として扱われるのか、基本的な定義から押さえておく必要がある。実はこれ、道路交通法上では「普通自動車」扱[…]
熱膨張率の均一化によって様々なアドバンテージがある 2ストローク/4ストロークエンジンを問わず、エンジン性能を向上するためには様々な課題や問題がある。特に大きな課題は、“熱膨張率”に関わる問題だ。 「[…]
LEDのメリット「長寿命、省電力、コンパクト化が可能」 バイクやクルマといったモビリティに限らず、家庭で利用する照明器具や信号機といった身近な電気製品まで、光を発する機能部分にはLEDを使うのが当たり[…]
発売当初のデザインをそのままに、素材などは現在のものを使用 1975年に大阪で創業したモンベル。最初の商品は、なんとスーパーマーケットのショッピングバックだった。翌年にスリーピングバッグを開発し、モン[…]
最新の投稿記事(全体)
ヤマハFZR400:極太アルミフレームがレーサーの趣 ライバルがアルミフレームで先鋭化する中、ついにヤマハもFZの発展進化形をリリースする。 1986年5月に発売されたFZRは、前年に発売されたFZ7[…]
「走る」を変える次世代の相棒 一般的なガソリンバイクが燃料を燃焼させてエンジンを駆動するのに対し、電動バイクはバッテリーに充電した電気でモーターを回して走行する。そのため、排気ガスを一切排出しない、環[…]
赤サビの上から直接塗って黒サビに転換。愛車を守るBAN-ZIのラストロックシステム 【RUSTLOCK(サビ転換下処理剤)サビキラープロ】赤サビの上から直接塗ることで黒サビに変化する転換剤機能と、上塗[…]
FLHCヘリテイジクラシック:美しいスポークホイールは新作チューブレス仕様だ! クラシックテイストは、伝統あるブランド・ハーレーダビッドソンにとっては大きな魅力であり、誇るべきポイントと言えよう。 ラ[…]
4気筒の「ニンジャZX-R」、2気筒「ニンジャ」計6モデルに10色を新設定 カワサキは欧州でフルカウルスポーツ「ニンジャ」ファミリーのうち、4気筒モデル「Ninja ZX-6R」「Ninja ZX-4[…]
- 1
- 2