山族ライダーズ・朝山すずの“どうする!? 私のハーレーXL883Nアイアンカスタム”

山族ライダーズ・朝山すず

人気YouTube ユニット“山族ライダーズ”リーダーの朝山すずちゃん。XL883Nアイアンのユーザーでもあり、バイク王が運営するハーレー専門店「Beat&C」のアンバサダーも務める彼女が、広大な認証工場を有するバイク王世田谷本店を訪ねた。夢に描いた自分だけのアイアンカスタムがついに実現する!?


●文/写真:栗田晃(モトメカニック編集部) ●外部リンク:バイク王

ついにカスタムがスタート!! 憧れのローハンドル、楽しみ〜♡ 

Beat&CアンバサダーとしてXL883Nアイアンとのハーレーライフをスタートし、この1年間でカスタムプランを練ってきた朝山すずちゃん。前回はBeat&Cを訪ねて、愛車アイアンのカスタムに対する質問と相談をした。

そして、今回彼女がカスタムを実現しようと訪れたのは、Beat&C世田谷を運営するバイク王が2023年の8月に新たにオープンした「バイク王世田谷本店」だ。

この店舗の特長は、1階のショールームとは別に、地下に認証工場を併設している点。バイク王は車両を“売る/買う”でお馴染みだが、それらに負けず劣らず整備やカスタムといった購入後のサポートにも重点を置いている。バイクリフト上のあらゆるカテゴリーのバイクを見るだけで、アフターサービス重視の方針が理解できる。

またここには、バイク王のエキスパート整備士4名のうち2名が在籍しているのも心強い。そんな世田谷本店で、すずちゃんの希望であるロー&ロングスタイルをかなえるパーツの提案をしているのが、新井マネージャーだ。

新井M「車体を低く見せるため、ハンドルはフラットタイプを用意しました。またもう1点ご希望されていた、チョッパースタイル用のタンクリフトアップステーも用意してあります」

すず「パーツだけ見てもよく分からないけど、何だが楽しみですね!! じゃあせっかくだから、“アンバサダー”である私も作業のお手伝いを…」

新井M「残念ですがそれは難しいです。作業には専門的な知識や経験が必要で、さらに今回のカスタムでは構造変更が必要になるかもしれませんので…」

すず「コウゾウヘンコウ?」

新井M「構造変更が必要な改造を行った際に、構造変更の届け出を行わないで走行することは違法行為となります。当社では認定工場資格をもつため、合法的な処置として、専門の知識があり整備資格のある整備士が作業を行い、必要に応じて構造変更届を出したうえでお客様に納車しております」

というわけで、すずちゃんはエンジンガード取り外しだけを手伝い、あとはバイク王の整備士に作業をお任せした。

ハンドル交換では、左右のスイッチ配線やブレーキホース、クラッチワイヤーの取り回し変更を行う。リフトアップでは、タンク裏の配線の束が目立たないようまとめ直す作業を行ったが、経験豊富なベテランメカニックの手により作業はスムーズに進行。そして生まれ変わった愛車を目にしたすずちゃんは…。

すず「これが私のアイアン!? 可愛くてイカつくて想像以上の出来映えです。やっぱりカスタムって楽しいし、プロの整備士さんにお任せして良かった!! 今日、乗って帰ってもいいですよね!?」。

新井「いえ、今回のカスタムは構造変更が必要な内容があるため、お預かりして手続きを行います。ですので今日は電車でお帰りください」

すず「電車…。でもこのスタイルを見られただけでも大満足です!! 構造変更検査が終わったらすぐに取りに来るので、連絡してくださいね」

希望通りのロー&ロングスタイルを手に入れたすずちゃんのインプレッションは、雑誌『ウィズハーレーVol.21』(2024年9月24日発売)と、ここWEBヤングマシンお届けするので、乞うご期待!!

Beat&CアンバサダーとしてXL883Nアイアンとのハーレーライフを満喫する朝山すずちゃん。WITH HARLEYチャンネルにカスタムへの期待、ワクワクする気持ちを動画に収録!

朝山すずさん制作の動画はこちら。カスタムの作業に朝山さんも参加しているぞ。

アイアンがイカつく可愛く大変身!!

すずちゃんがバイクを判断する際の重要な基準は「カワイイか否か」。車体を低く長く見せるフラットなハンドルも、エンジンとタンクの隙間から向こう側が見えるチョッパー風リフトアップも、可愛さをアップするために必要なカスタムなのだ。その上で純正より前傾となるライディングポジションでイカつさをアピールでき、“イカつく可愛い”スタイルは超お気に入り!! とのこと。スピードメーターを基準にハンドルとガソリンタンクの高さを比べると、イメージが激変していることが分かるはず。同時にタンデムシートも取り外したため、ロー&ロングスタイルがさらに強調されている。

構造変更が必要なカスタム作業もバイク王のメカニックに全部おまかせ

メンテナンスや整備など、購入後のアフターサービスが重要なのは新車でも中古車でも同様で、バイク王ではユーザーがバイクに乗っている間のサポートにも注力している。

それは修理や整備だけにとどまらず、自分だけの個性をアピールするためのカスタムやモディファイにも共通している。部品交換でも作業でも“適法であること”をもっとも重視し、必要であれば構造変更も行う。ガソリンタンクのリフトアップでは車体寸法は変化しないが、ハンドル交換とタンデムシート撤去に伴い、構造変更申請を行った。

愛車に装着するカスタムパーツたち。好みのスタイルにするため、ハンドルを変更し、タンクをリフトアップする。

構造等変更検査が必要なカスタムとは… ■指定部品を恒久的取付方法により装着した際に、自動車の長さ±3cm/幅±2cm/高さ±4cm以上変化する場合、構造等変更検査が必要となる。

エンジンガードも外しちゃいました〜!! 2年目なので!】大型二輪免許を取得して初のバイクがXL883Nだったすずちゃん。万が一のためにエンジンガードを装着していたが、この1年間お世話になることがなかったので、ついに撤去。カスタム作業はNGだが、マウントボルトを緩める程度なら、とソケットレンチを手渡されたが、ボルトを回す方向が分からなかったのはナイショの話だ。

メンテナンスや修理からカスタムまで、充実の認証工場を備えたバイク王世田谷本店

事業として車両の分解整備を行うにあたっては、国土交通省/地方運輸局が定める認証基準をクリアしていることが求められる。作業場の面積/設備/整備士の人員など細かな条件が定められており、認証工場であることは安心で頼れるアフターサービスを受けられる基準となる。広大な作業場とさまざまな機器、多数の整備士を擁するバイク王世田谷本店は、もちろん認証工場である。

バイク王 世田谷本店●住所:東京都世田谷区若林3-15-4 ●営業時間:10:00~19:00 ●定休日:木曜日 ●電話:(販売相談)0120-37-8190 (買取相談)0120-65-8190

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