![[ウィズハーレー最新号Vol.19発売] 表紙は新型ロードグライド&ストリートグライド〈2024モデル全機種カラバリ網羅〉](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
『ウィズハーレー』最新号Vol.19(3月22日発売)では、どこよりも早くそのライドフィール/ライディングポジション&足つきを確かめ、大ボリュームで徹底解説。そして毎年恒例の完全保存版の一冊となるべく、最新ハーレー2024年モデル全機種/全カラーバリエーションを完全網羅。人気のローライダーST/ローライダーS/ブレイクアウト117/ストリートボブ114は、試乗レポートを掲載する。ハイドラグライドリバイバル/CVOロードグライドSTなど、発表されたばかりのモデルも余すことなく紹介!!
●文:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:雑誌のオンライン書店 Fujisan
ロードグライド&ストリートグライド:ニューフェイス最速テスト
創業1903年、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキーで誕生したハーレーダビッドソンは、2023年に120周年という大きな節目を乗り越え、新たなる時代へまた走り出している。次に迎える130周年に向け、モーターサイクルメーカーとして威信を賭けて開発設計され誕生したのが、オールブランニューの注目モデル「ロードグライド」&「ストリートグライド」だ。
何よりもまず目を引くのが、フロントマスクだ。両モデルともデイライト付きの先進的な“シン顔”を採用し、新しさに満ち溢れている。と同時に、誰が見てもすぐにハーレーとわかる先代までのエッセンスを継承し、存分に採り入れた。それぞれのフェアリングはブランドを象徴するもので、メーカーの威信を賭けて開発/設計されている。その実力いかに!?
排気量1923ccのミルウォーキーエイト117エンジンは、燃焼室の形状/吸気ポート/エアクリーナーケースなどが見直され、最高出力107ps/最大トルク175Nmを発揮。従来型とは107比で馬力22%/トルク19%、114比で11%/7%、同じ排気量の117でも馬力3%/トルク4%を増強している。
ラジエターをダウンチューブの間(前輪後方)に配備し、排気バルブまわりにウォーターラインを通す水冷システムを採用。そして、エンジン左側には筒状のものがあり、液体が入っているが、コレは一体なんだ…? 近づいて確かめてみると、クーラントのリザーバータンクであることがわかった。
サドルケースは工具なしで簡単に脱着。SHOWAとの共同開発による新作のリヤサスペンションは、ストロークを1.5倍に伸ばし、76mmのトラベル量を確保。油圧プリロードアジャスターを装備している。
…といった具合に、新型ロードグライドとストリートグライドに乗り、徹底解説する巻頭特集からスタートする。
人気モデル試乗インプレッション
ワンクラス上のクルージング性能を持ちつつ、身のこなしが軽く高いスポーツ性能を発揮するスピードクルーザー「ローライダーST」をはじめ、2024年注目の4機種に乗り、クローズアップした。
エンジンや足まわりをローライダーSTと共通にしつつ、大柄なフェアリングをハンドルマウントのビキニカウルに変更。サドルケースを省いた兄弟モデルが「ローライダーS」だ!
ロー&ロングに身構えた唯一無二の流麗なシルエットがファンを魅了してやまない「ブレイクアウト117」。片側13本ずつ、両面で26本ものスポークが立体的に張り巡らされるカスタムホイールの造形美にも見とれてしまう。
燃料タンクに描かれたナンバー1ロゴは、創業者の孫でありデザイン部門の責任者であるウイリー.G.ダビッドソンによって1969年に生み出されたもの。マート・ローウィルがAMAナショナルチャンピオンの座に就いたことを記念し描いたもので、1971年に発売するFXスーパーグライドに掲げられた。ハーレーダビッドソンの強さと速さ、そしてFX=ファクトリーカスタムを象徴するロゴとして愛され続け、最新の「FXBBS ストリートボブ114にも受け継がれている。
ハイドラグライド75周年に登場!
ミッドセンチュリーの豪華スタイル! 2021年にスタートした往年の名車リバイバル限定エディションともいえる「アイコンシリーズ」。その第4弾は、ファン歓喜、1949年にデビューした「ハイドラグライド」75周年を記念して発売される。
最高峰を象徴するCVO(=カスタムビークルオペレーションズ)の記念すべき大きな節目・25周年に、史上最強となる「CVOロードグライドST」が加わった。排気量1977ccのミルウォーキーエイト121ハイアウトプットエンジンをはじめ、詳細を説明しよう。
CVO25周年記念ペイント&フィニッシュが施され、エキサイティングな2つの新色オプションとして、カッパーヘッド/レジェンダリーオレンジの2色を設定している「CVOロードグライド」と「CVOストリートグライド」。可変バルブタイミング機構を採用するミルウォーキーエイト121VVTが心臓部だ。
…等々、近年複雑になりつつある最新ハーレーのラインナップをわかりやすく説明する。
濃厚カスタムハーレー特集
連載コーナー『カスタムトレンドニュース』はスペシャル版となって、まずはミルウォーキーエイト搭載モデルを10連発で紹介する!
衝撃の2212ccだ! ハーレーダビッドソン神戸がビルドアップした「CVOロードグライド」には、130psの純正ハイパーフォーマンスコンプリートエンジン・スクリーミンイーグル135 ステージIVが組み込まれているではないか!! 一体どういうことなのか!? すぐに神戸へ向かった。
海外最新トレンドも情報キャッチ! バガーレースからインスパイアされ、イエロー×ブラックのスピード感あふれるカラーにフルペイントされた「ローライダーST」。ホイールやスイングアームをゴールドで統一し、ゴージャスで戦闘的ムードの「ローライダーS」は、ドイツ・サンダーバイクが手かけたコンプリートカスタムだ!
ヴィンテージハーレーも欠かせない
どんなに時間が経とうが、その輝きを失わない物がある。モーターサイクルに対する確固たる信念と溢れる情熱でつくられたハーレーダビッドソンもそのひとつだ。ウィズハーレーでは、大阪センバモータースに保管されている貴重なコレクションの一部を毎号紹介している。今回誌面に登場するのは、1947年式「ELナックルヘッド」だ。印刷された誌面で、その美しさをご覧いただきたい。
#ハーレー女子 朝山すず登場!
バイク女子のYouTuber「山族ライダーズOHANA朝山すず」も、『ウィズハーレー』に2号連続で登場。今回は愛車XL883Nをカスタムしようと、一歩を踏み出す!
秋田ライダーえむちゃん、会社を辞めてアメリカへ
バイク女子でインフルエンサーの秋田ライダーえむちゃんは、会社を辞めて憧れだったアメリカへ行くことを決意。ハーレー創業の地ミルウォーキーで120周年セレブレーションイベントのパレードにレンタルしたハーレーで参加すると、今度は夢にまで見た“ルート66”ツーリングをスタートする。
武田真治さんも登場! 今号も内容満載
全国書店でお買い求めになれるウィズハーレー最新号『WITH HARLEY Vol.19』は、定期購読でお得に送料無料「fujisan」 や Amazon などでもご購入いただけます。
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※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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