![[ハーレー海外カスタム通信] 愛車のモディファイの参考に、最新トレンドはココでGET!〈サンダーバイク/コドリンUSA〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/Bea_Glatzzomobil-Finale-_Thunderbike_Michael-Rauscher_Glatzzo_00.jpg)
ドイツのハーレーダビッドソン正規ディーラーであり、パーツサプライヤーでもあるThunderbike(サンダーバイク)。カスタムシーンを牽引する先進的なバイクビルドで、ヨーロッパのみならず世界的に注目を集めていることは、ファンらの間でよく知られている。前半ではサンダーバイクが手がけたローライダーSTカスタム、後半ではコドリンUSAのブレイクアウト117をベースとした最新カスタムを2台、合計3台を紹介しよう!
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:スズキ&アソシエイツ ハーレー・カスタム・ワールド
サンダーバイク|GLAZZOMOBIL ローライダーST
アメリカ西海岸を発端にするカスタムシーンで、注目を集めたクラブスタイル。なかでもFXRTに由来するフロントフェアリングは、絶大な人気を博し、新たにデビューしたパフォーマンスクルーザー「ローライダーST」にも、伝説のデザインをオマージュしたフレームマウントフェアリングが採用された。
デビューすると瞬く間に大ヒットし、カスタムにも世界中のファンが没頭している。そんな中、熱きシーンを牽引するサンダーバイクが、ひときわ高いセンスとハイクォリティのパーツ群で、抜きん出た1台を仕上げた。
前後足まわりにアルミホイールをセット。ハイライザーとゴールドコーデ。
スピード感あふれるペイントが施された車体は、見るからにスポーティー。目を引くのはフロント21/リア18インチの足まわりで、CNCマシン加工によるアルミ削り出し“ディガーホイール”の存在感は、圧倒的といえる。
目を見張る精巧な作り込みで、剛性の高さと軽量化によって、走りの次元も飛躍的に向上。大径340mmのフローティングディスクローターでブレーキも強化された。
アップライトでワイルドなライディングポジションを決定づける9インチプルバックライザーキットは、純正メーターやインジケーターに対応。ブラックアウトされた車体の中で際立つゴールドのフィニッシュで、ホイールとカラーを揃えてコーディネイトされているのも心憎い。
シートはスピリットレザーで、M8・117の強烈な加速に耐えられるよう、シッティングポイントが深く、腰回りを支える。
ブレーキランプなど3役をこなすターンシグナルで、灯火器類がスタイリングの妨げにならないようにしているのもディテールの見所。これは機種を問わず、すぐにでも採り入れたい。
人気沸騰中のFXLRSTをベースにしたGLATZZOMOBILは、サンダーバイクと同じドイツのCHIKOS PINSTRIPINGによる手の込んだペイントが施され、スポーティーなムードをより強調した。
2in1集合はジキル&ハイドマフラーで、いま大注目のカスタムパーツが満載だ。
アクスルカバー/グリップ/フットボードを質感の高いアルミ製にし、クラブスタイル9インチプルバックライザーキット(9万1080円)でハンドルを持ち上げている。ケーブルはアルミ削り出しの中を通り、整然としたルックス。
円形のライトリングとセンターライトが点灯するフロントのウインカーは、ケラーマンBullet1000Extreme(ブラック3万5750円+別途アダプタ/マウント類必要)。Stripe LED 3in1リアターンシグナル(2万8930円)は、ライセンスプレートの両サイドに取り付けられる。仕上がりはポリッシュ/ブラック/マットブラックの3種類、ユーロ規制適合。
コドリンUSA|ブレイクアウト117カスタム
ここからは、高いデザイン性と品質を持つコドリンUSAのカスタムパーツをふんだんに盛り込んだ2台のブレイクアウト117を紹介しよう。
マットブラックでトーンを抑えた、低く構えたグラマラスなボディ。
鮮やかなオレンジ×クロームのなか、フロントエンドを精悍な黒で統一。
まずはマットブラックでトーンを抑えた車両から。M8ソフテイル(2018年式以降)に対応するスチール製ストレッチガスタンク(容量3.5ガロン=13L)を搭載し、FXBRならではの低く流麗なラインをより際立たせている。
21インチのフロントホイールは純正ノーマルだが、スチール製のショートフェンダーを組み合わせ、カスタムルックを強調。これはミルウォーキーエイトモデルだけでなく、2013年式以降のブレイクアウトなら適合する。黒で統一したマフラーは、2本出しのバンス&ハインズだ。
次に、外装を鮮やかなオレンジとブルーでフルペイントしたマシン。見逃せないのはフロントエンドカバーだ。上質な6061アルミ製ブラック仕上げで、リヤに負けじとフロントにボリュームを持たせている。クロームを多用した車体の中で、引き締まった黒が精悍さをアピールするのだ。こちらのマフラーはS&Sの2in1集合。
両車には共通パーツも少なくない。ブレイクアウトにスポーティーさを追加するのは、スチール製のチンスポイラー。ステンレス製メッシュを付属し、心臓部周辺の迫力が増す。
ストラットを一体にし、240/250mm幅のタイヤに対応するリアフェンダーは、ダイヤモンドステッチデザインが座面に施されるソロシートとベストマッチする。
細部に目をやると、鍛造アルミ製のロアライザーで、ブレイクアウト特有の低く身構えるスタイルを際立たせている。カスタムパーツを選ぶ際、参考にしてほしい。
コドリンUSAが手掛けた最新カスタムは、どちらもブレイクアウト117ベース。カラーリングと細部の仕上げで、ムードをここまでガラッと変えてくるあたりは、さすがとしか言いようがない! M8ソフテイルオーナーは必見だ!!
ブレイクアウトのカスタムでアピールポイントのひとつとなるのが、太く頼もしいリヤまわりだ。さまざまな角度からの画像を本記事に掲載したが、コドリンUSAではワイドタイヤを際立たせるスチール製のショートフェンダーをリリース。さらにベストマッチするソロシートも用意された(M8ファットボーイにも適合)。ブラックボディの車両には、M8ソフテイルに対応したストレッチガスタンクが備わり、流麗なシルエットを強調。またオレンジのマシンがそうであるように、純正タンクとの組み合わせも秀逸。どちらも選べるようになっている。
そして、灯火器類がスタイリングを妨げていないのも、両車にとって大きなポイント。フロントウインカーはホワイトのランライトとアンバーのElypseLED2-1、リアウインカー&テールは2台ともNeowise3-1Bullet GroovedIndicatorsが使われた。主な装着パーツと価格は別記の通りだ。カスタムの参考にしてほしい。
主な装着パーツと価格 ■21″フロントフェンダー2万5850円 ■スチール製チンスポイラー11万1210円 ■M-8 ST Steelリアフェンダー10万3620円 ■M-8 ST リアフェンダー用ソロシート10万1860円 ■ロアライザーM8ブレイクアウト用2万2550円 ■ベルトガード2万790円 ■Elypse LED 2-1フロントウィンカー3万1130円 ■Neowise 3-1 Bullet Grooved Indicators3万4650円 ■スチール製ストレッチガスタンク(マットブラック)12万890円 ■フロントエンドカバー(オレンジ×クローム)9万5260円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
FLHXSE CVOストリートグライド:CVOでは唯一となるバットウイングフェアリング フラッグシップモデルを象徴するバットウイングフェアリング。そのアイコンを持つ最上級仕様が「CVOストリートグライ[…]
FLHX ストリートグライド:ワイドグライド譲りのファイヤーカラーも選べる! 2025年式ストリートグライドは、その象徴的なバットウイングフェアリングとLEDライトを融合させたモダンなスタイルを持つグ[…]
FLHXU ストリートグライドウルトラ:ストリートグライドを名乗る、伝統のウルトラモデルがついにデビュー! ハーレーダビッドソンのフラッグシップモデルが、フルモデルチェンジを果たした。その名は「FLH[…]
RH975S ナイトスタースペシャル:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 レボリューションマックス搭載モデルでは、燃料タンクをシート下にレイアウトすることでダウンドラフト吸気を実現。従来タンク[…]
RH1250S スポーツスターS:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 121HPを発揮するレボリューションマックス1250Tエンジンをオールブラックにし、精悍さを強調するデザインとなった202[…]
人気記事ランキング(全体)
日本仕様が出れば車名はスーパーフォアになるか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し[…]
トレリスフレーム+ユニトラックサスペンションの本格派 カワサキは欧州で、15psを発揮する水冷125cc単気筒エンジンをスチール製トレリスフレームに搭載し、前後17インチホイールを履かせたフルサイズス[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
高級感漂うゴールドカーキのデザイン 「IQOS ILUMA PRIME ゴールドカーキ」は、その名の通り落ち着いたゴールドトーンとカーキを組み合わせた洗練デザインが特徴です。手に取った瞬間に感じられる[…]
PROGRIP専用の信頼接着剤 デイトナ(Daytona)の「グリップボンド PROGRIP 耐振ゲルタイプ専用 12g 93129」は、PROGRIP用に設計された専用接着剤です。容量は12gで、初[…]
最新の投稿記事(全体)
滑りにくさと耐久性を両立したソール設計 アシックスの安全靴「WINJOB CP113」は、油で劣化しにくく耐久性に優れたCPグリップソールを採用。濡れた床や油で汚れた現場でも安定したグリップ性能を発揮[…]
生産累計1億台、60周年の原点モデル 初代スーパーカブはホンダ創業の本田宗一郎氏と藤澤武夫氏が直接開発の先頭に立ったオートバイ。それに続く東南アジアのドリーム、WAVEなどを含む歴代スーパーカブシリー[…]
W230/MEGURO S1 デビュー応援キャンペーン 株式会社カワサキモータースジャパンが、2025年9月1日(月)より、全国のカワサキプラザにおいて「W230」および「MEGURO S1」の新車([…]
デビュー時は2スト125で敵ナシ状態! 1982年のヤマハRZ125が生んだムーブメントは、高速道路へ入れないマイナーな125スポーツだったのを、2ストの水冷化で通勤通学だけでなくレースへ興じる層が加[…]
ツーリングスポットに事欠かない南伊豆 南伊豆を存分に走り抜けたいなら、「県道16号下田石廊崎松崎線」は欠かせない。伊豆半島最南端の石廊崎へ続くこの道は、海岸線沿いの豪快な絶景海道。漁村が点在する東部の[…]
- 1
- 2