
世界中のハーレー好き/バイクファンが、まもなく発表されるハーレーダビッドソンの2024年モデルに熱視線を送っている! というのも、昨夏発表のCVOロードグライド/CVOストリートグライドが採用した完全新作の外装と、1977ccVツインエンジンを備える「ニューモデルが現れるのではないか!?」と、話題沸騰中なのだ。ティザー動画では、ついに“ALL-NEW”と予告され、CVOの情報までも飛び出したぞ!!
●文:ウィズハーレー編集部 ●写真:HARLEY-DAVIDSON JAPAN ●外部リンク:ハーレーダビッドソン
1月3日に先行発表されたのは継続モデルのみ
ハーレーダビッドソンジャパンは1月3日、2024年モデル19車種を発表し、全国の正規ディーラーにて発売をスタートした。しかし、チョット待て! ハーレーのラインナップはぜんぶで30機種以上あるはず。まったく足りないのだ。
内容を改めて精査しよう。注目は赤い彗星のシャア専用を彷彿とさせるニューカラー「レッドロック」だ。これをローライダーS/ローライダーSTら人気の高い9モデルに設定している。
ハーレーダビッドソン ローライダーST|レッドロック
また、2023年の日本バイクオブザイヤー外国車部門で最優秀金賞を獲得したモダンチョッパー・ブレイクアウト117には、ブルーバーストやアルパイングリーンといった新色も選べる。
ハーレーダビッドソン ブレイクアウト117|ブルーバースト
鮮やかなブルーバーストは、俳優・永野芽郁さんが乗って走ったことで一躍有名になったストリートボブ114にも用意された。
ハーレーダビッドソン ストリートボブ114|ブルーバースト
グランドアメリカンツーリングに注目
ハーレーのラインナップは、CRUISER(クルーザー)/SPORTS(スポーツ)/ADVENTURE TOURING(アドベンチャーツーリング)/GRAND AMERICAN TOURING(グランドアメリカン ツーリング)/TRIKE(トライク)、そしてHARLEY-DAVIDSON Xにカテゴライズされるが、1月3日の発表時、圧倒的に数が足りていなかったのがグランドアメリカン ツーリングだ。
発表されたのは、ロードキング スペシャル/ウルトラリミテッド/ロードグライドリミテッドの3機種のみで、ストリートグライドやロードグライドといった主軸シリーズが出ていない。
ロードキングスペシャルの新色・レッドロック。
ロードグライドリミテッドの新色・ビリヤードグレー。
つまり、先行発表されたのは継続モデルのみで、カラーバリエーションに変更があった機種だけ。ニューモデル/フルチェンジ/マイナーチェンジモデルが後続でリリースされるのは間違いないのだ。
出るぞ、新型ストリートグライド&ロードグライド!
ストリートグライドには、最高峰のCVOをはじめ、バガーレーサー譲りのシングルシート仕様としたストリートグライドST、2人乗りができるカスタム・ストリートグライドスペシャルもある。
ロードグライドも同様に3機種があり、注目は「CVO」が先に採用したニューフェアリングやミルウォーキーエイト121VVTが導入されるか否かという点だ。
外装とエンジンを刷新したCVOストリートグライドとCVOロードグライド。
CVOロードグライド&ストリートグライドM8 VVT121の実力いかに!?|ウィズハーレー チャンネル
最新のティーザー動画では、「ALL-NEW」と冠せられた「STREET GLIDE」と「ROAD GLIDE」、さらに「CVO ROAD GLIDE ST」のモデル名が明かされている。
『ウィズハーレーVol.14』で大胆予想
ハーレーダビッドソンのグランドアメリカンツーリングは、大排気量化に拍車がかかり、ウィズハーレーでは2022年12月に発売した『WITH HARLEY Vol.14』で、排気量2000cc超えのVツイン搭載車のデビューを大胆予想した。
“オオカミ少年”とも揶揄されたが、ブルーのローライダーSTはデビューしたし、直近ではないにせよロードグライドの大幅進化は確実にあり得ると見ている。
CVOロードグライドには、ウインドプロテクションを飛躍的に進化したシャークノーズフェアリングや可変バルブタイミング機構を装備した、ミルウォーキーエイト121VVT=1977ccエンジンを採用。
ミルウォーキーエイト121VVTは、CVOストリートグライドにも積まれ、カウルはNEWバットウイングフェアリングへ進化している。グランドアメリカンツーリングの新型が登場するのは間違いないだろう。
CVOパンアメリカに海外メディアも報道加熱!
そしてハーレーダビッドソンの海外ティーザーでは、「ALL-NEW CVOパンアメリカ」の存在も明らかになった。これはもうハーレーファンのみならず、世界中のバイク好きが注目することとなる一大事である!
1月25日1時、新型モデルバーチャル発表会を待て!
すべてはハーレーダビッドソンの2024年新型モーターサイクルラインナップのプレミア公開「AMERICAN DREAMIN’」(日本時間1月25日午前1時)で明かされる。登録し、待とうではないか!!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ウィズハーレーの最新記事
フリーマーケットやフードコンテンツも楽しめる名物イベント 群馬県を代表するSUBARUの工場脇の公園には、バイクとテントで埋め尽くされている。初めてこのイベントを訪れた人は、その規模感に驚くのでないだ[…]
ロードグライド131RRか? いいや違う、 さらに上回る143だ クラッチミートするや否や、極低回転域から図太いトルクでロードグライドの巨体が力強く押し出される。クイックシフターのアシストもあり、ス[…]
アイポートの広いフルフェイス:BULLITT CRF 1970年代のBELL STAR(ベル・スター)ヘルメットを彷彿とさせるクラシカルなデザインで、どんなバイクにもマッチするだろうスリムなシルエット[…]
ハーレー乗りじゃなくても大歓迎! ブルースカイミーティングは、ハーレーオーナーのみならず、ライダー/ノンライダーに関わらずどなたでも大歓迎のカルチャーイベント。 北陸初の開催となる今回は、景勝地の東尋[…]
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
人気記事ランキング(全体)
プロテクター標準装備の冬用ライディングジャケット 一見するとカジュアルなパーカスタイルだが、中身は本格的なウインタージャケットである。本商品は、胸/肩/ひじ/背中の4部位にプロテクターを標準装備してお[…]
手軽な快速ファイター 1989年以降、400ccを中心にネイキッドブームが到来。250でもレプリカの直4エンジンを活用した数々のモデルが生み出された。中低速寄りに調教した心臓を専用フレームに積み、扱い[…]
Eクラッチと電子制御スロットルが初めて連携する750シリーズ ホンダが欧州2026年モデルの5車にEクラッチを新搭載。これまでにミドル4気筒の「CBR650R」「CB650R」、250cc単気筒の「レ[…]
着る季節を選ばない設計と、高速走行を意識したディテール 春から冬まで対応できる点が、このモデルの大きな魅力だ。表地には防風性とストレッチ性を備えたソフトシェル素材を使用しており、ライディング時の冷たい[…]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。FXに遅れること約1年、1980年6月に発売された[…]
最新の投稿記事(全体)
ライダー前提の立体パターンと保温設計 パッディングジャケットは、乗車姿勢を取りやすい立体パターンを採用し、上半身の可動域を確保。中綿は化繊タイプで、雨や汗で濡れても保温性の低下が小さいのが利点だ。 冬[…]
エアで簡単、新!お掃除スタイル 洗車や掃除、水滴やホコリは「拭くから吹く」へ オートバイ用インカム「B+COM」でお馴染みのサイン・ハウスが、新たなライフスタイルブランド「SPICERR(スパイサー)[…]
ライダー姿勢に最適化された発熱構造 RSタイチが展開するe-HEATシリーズの中でも、本商品はライディング中の姿勢を徹底的に考慮した設計が特徴だ。発熱ユニットは、風を最も受けやすい背中と両肩に配置。ハ[…]
アルプスと砂漠、過酷なフィールドをテーマにした2つの個性 タイガーファミリーは、トライアンフのアドベンチャー性能を純粋に表現するモデルだ。俊敏なミドルクラスの900から威風堂々としたリッター超クラスの[…]
バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」 今回はHarley-Davidson(ハーレーダビッドソン)「LOW RIDER(ローライダー)ST」を[…]















































