
『第6回日本バイクオブザイヤー2023』の外国車部門において、最優秀金賞を受賞したのは、ハーレーダビッドソンのブレイクアウトだ。パンアメリカ1250スペシャル/スポーツスターSに続く3連覇となった!
●文&写真:ウィズハーレー編集部(青木タカオ)
日本バイクオブザイヤー:WEBでの一般投票と選考委員の投票で決定!
『第6回 日本バイクオブザイヤー2023』の表彰式が、2023年12月20日、都内のホテルにて開かれた。日本バイクオブザイヤーは、バイク文化の確立と市場活性化を目的とし、一般社団法人日本二輪車文化協会によって2018年にスタート。WEBでの一般投票と選考委員の投票による合計ポイントによって、各部門賞と大賞が決定される。
ハーレーダビッドソン ブレイクアウト:Vツインを1923ccに拡大
ブレイクアウトは、低く長いチョッパースタイルの車体に、240mmの極太リアタイヤなど力強いフォルムを加えて、2023年式ではミルウォーキーエイトエンジンの排気量を1868→1923ccにスケールアップ。リッチなトルクを実現するだけでなく、クルーズコントロールを標準装備。燃料タンク容量を約43%拡大=18.9Lに増やした。
ハンドルライザーやポリッシュ仕上げのステンレスバーは、従来モデルよりポジションを3/4インチ高くし、ワイルドなライディングポジションを得るとともに、ライダーの操作性を向上。リヤフェンダーサポートをはじめ、サイドカバー/マフラーシールド/ウインカー/ミラーなどには眩いばかりのクローム仕上げが施され、26本スポークのキャストアルミホイールは、細部を加工したグロスブラックのフィニッシュとなっている。
ハーレーダビッドソンが外国車部門3連覇
ハーレーダビッドソンは、2021年にパンアメリカ1250スペシャル、2022年にスポーツスターSが、それぞれ外国車部門の最優秀金賞を受賞しており、本年のブレイクアウトの受賞によって、3年連続での最優秀金賞の受賞となった。
表彰式に登壇したハーレーダビッドソンジャパン野田一夫代表取締役社長は、「バイクそのものが良いのはもちろんですが、今回(その魅力を伝えるのを)魔裟斗さんにお手伝いいただき、免許を取得し、車両を購入して、という一連の流れを広く情報発信できました。(今回の受賞は)そういった部分も、評価していただけたのではないかと思っております」と、ウィズハーレーの単独インタビューにて答えた。
元キックボクサーでタレントの魔裟斗さんは、ブレイクアウトをカスタムし、夏のハーレーダビッドソン公式イベント『ブルースカイヘブン』に参加するなど、ハーレーライフを満喫している。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ウィズハーレーの最新記事
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
パンアメリカのオフロード性能をユーザーに体験してもらう 2021年夏に販売開始されたパンアメリカ。ストローク量の多い前後サスペンションのおかげで、ハーレーの中で唯一ダート走行が可能なアドベンチャーカテ[…]
THUNDERBIKE|Satin ミニフロアボード サンダーバイクのスタイリングと乗車時の快適性を両立したミニフロアボード。サンダーバイクはドイツのハーレーディーラーでありながら、さまざまなパーツを[…]
ライディングポジションに不満を抱えているナイトスタースペシャルオーナーに朗報 最新のシャーシ設計によるアイコニックなスポーツスターのデザインの車体に、強力な水冷レボリューションマックスエンジンを搭載す[…]
[プレミアム度No.1] エボリューション集大成モデル。スプリンガースタイルがたまらない!! ストック度の高さはピカイチ!! 取材時に年式が最も古かったのが1998年式ヘリテイジスプリンガー。この車両[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
6999ドルで入手したバイク「VOGER」、ハーレーよりでっかい箱で到着! タンクの中が明るいぞ! 彼女を乗せたらどこに足を置けばいいんだ? ヘッドカバーがプラスチック?! アメリカの人気YouTub[…]
12億リーチの衝撃! バイクとロボットの融合 CORLEOは、2025年の大阪・関西万博で披露され、SNSでは累計約12億リーチという驚異的な注目を集めたモビリティだ。 その名の由来はラテン語で「獅子[…]
Q:雪道や凍結路は通れるの? チェーンやスタッドレスってある?? 一部の冒険好きバイク乗りと雪国の職業ライダー以外にはあまり知られていないが、バイク用のスノーチェーンやスタッドレスタイヤもある。 スタ[…]
驚愕の650ccツイン×2基搭載! 魔改造すぎる怪物「VITA」爆誕 まず会場の度肝を抜いたのが、滋賀県を拠点に世界の名だたるショーでアワードをかっさらってきた実力派「CUSTOM WORKS ZON[…]
大型バイクのカスタムはクルーザーからアドベンチャーまで 台湾から世界的なカスタムビルダーも登場したこともあって、カスタムエリアでは車種を問わずさまざまな仕様が展開されていた。「SPEED&CRAFTS[…]
人気記事ランキング(全体)
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
悪質な交通違反の一つ、「無免許運転」 今回は無免許運転をして捕まってしまったときに、軽微な違反とはどのような違いがあるのか紹介していきます。 ■違反内容により異なる処理無免許運転の人が違反で捕まった場[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
RZ250の歴代モデル 1980 RZ250(4L3):白と黒の2色で登場 ’80年8月から日本での発売が始まった初代RZ250のカラーは、ニューヤマハブラックとニューパールホワイトの2色。発売前から[…]
最新の投稿記事(全体)
6999ドルで入手したバイク「VOGER」、ハーレーよりでっかい箱で到着! タンクの中が明るいぞ! 彼女を乗せたらどこに足を置けばいいんだ? ヘッドカバーがプラスチック?! アメリカの人気YouTub[…]
鮮やかな“パールビガーブルー”のスペシャルエディション登場 スズキは「ハヤブサ」をマイナーチェンジし、2025年12月24日に発売すると発表した。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは、リチウムイ[…]
過渡期に生まれながらもマシン全体の完成度は抜群 ’59年にCB92を発売して以来、各時代の旗艦を含めたロードスポーツの多くに、ホンダはCBという車名を使用してきた。そして昨今では、ネイキッド:CB、カ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
13台しか作られなかった964モデルのうちの1台 ポルシェのカスタムと聞いて、世代の違いで思い浮かべるファクトリーが変わってくるかと思います。ベテラン勢ならば、クレーマー、ルーフ、あるいはDPやアンデ[…]













































