![ハーレーダビッドソン スポーツスターフォーティエイト・カスタムトレンド最前線[第1回]](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
感性鋭いNEWジェネレーションたちによるフォーティエイトのカスタムが、いま激アツだ! 従来のスポーツスターとは一線を画す独創的なスタイルは現代版“ボバー”ともいえるものだが、オーナーたちは「他のナニモノでもない。“フォーティエイト”という世界観なんです!」と口を揃える。圧倒的人気を誇るカスタムトレンドをレポートしよう!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:関野温
リアルカーボンと炎を組み合わせた圧倒的な存在感!〈2013年式|メリーローズ(おい吉)〉
多方面で活躍するインフルエンサー・メリーローズ(おい吉)ちゃんが乗るのは、カスタムペイントショップ・サードアイ(兵庫県)によるフォーティエイトのカスタム。
キャンディーオレンジやイエローの濃淡で、芸術とも言える動きのあるフレイムスが描かれ、どの角度から見てもキレイに見えるから驚きを隠せない。
黒く見えるところは近づいて確かめると、ナント本物のカーボン生地で、ウォータープリントやカーボン調シートにはない深みと美しい輝きを目の当たりにすることができるではないか。
カスタムファクトリーNoy’s(兵庫県)によるロアフェアリングなど、精巧なエクステリアパーツも合わせて手の込んだペイントが施され、どこにいても注目を独占する1台に仕上がっている。
トリプルツリーを5度レイクさせ、穏やかなハンドリングと直進安定性を両立。ハンドルはワンオフで、アグレッシブなシルエットを演出するとともに、グリップをライダー側に引き寄せ、コンパクトなライディングポジションを実現している。エアクリーナーはローランドサンズデザイン 、マフラーやシートはワンオフ。幅広なスイングアーム/アーチ型ストラット/前後フェンダーなどもワンオフで、200mmのワイドタイヤをセットし、テールエンドに迫力を持たせている。
パーツが多いからカスタムを追求できる〈2022年式|じえぴょん〉
欧州車などに乗ってきた“じえぴょん”さんは「いつかはハーレー」とボンヤリ考えていたが、ハーレーダビッドソン知立(愛知県)で見たフォーティエイトに一目惚れし、購入を決意した。
「アフターパーツが多いのもカスタムしていて楽しいところ」とのことで、マフラーはバンスアンドハインズにし、エアクリーナー/グリップ/ペグ/ペダル類はアレンネスで揃えた。
ドラッグバーやナンバーサイドマウントキットはキジマ製、リヤフェンダーはグリーミングワークス、サイドカバーやフォークカバーはカルトワークスをチョイス。
汎用のチンスポイラーを備えてシルエットをスポーティーに整えた。スカルのダービーカバーなど純正カスタムパーツも用いているのも目を見張る。
リアタイヤ手前でスラッシュカットされたショートタイプの2-2タイプエキゾーストは、vのショートショットスタッガード。DKカスタムのキットでイグニッションコイルとメーターをエンジン左に移設するのは、人気のあるカスタム手法。また、アレンネスのべべルドビレットオイルフィルターは、汚れても洗って半永久的に使え、効率的な冷却効果を発揮して猛暑でのオーバーヒート対策となる。ドレスアップ効果も高いのが魅力といえよう。
動画はコチラ↓
ハーレー女子のインフルエンサー・メリーローズ(おい吉)が、カスタムペイントショップ Third-Eye(サードアイ)のフォーティエイトで“遅乗り競争”に参戦! その模様は動画でご覧あれ!!
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