白バイ仕様のハーレーダビッドソンが2台、栃木県警に寄贈された。車両代と改造費を合わせると、費用はおよそ1400万円。過去類を見ない、ハーレートライクの白バイが誕生した!
●文:ウィズハーレー編集部 ●写真:宮下豊史
白バイ史上最大排気量
栃木県警察本部に、ハーレーダビッドソンの白バイ2台が寄贈された。交通機動隊に配備され、交通事故防止の啓発活動などに活用されていく。
白バイ仕様の『ストリートグライドスペシャル』とトライクの『トライグライドウルトラ』を寄贈したのは、県内に住む会社役員・中村和男さん。「交通事故による被害者を、ひとりでも減らすために役立ててほしい」と、昨年7月、県警に申し入れた。
改装費を含めると、『ストリートグライドスペシャル』は約620万円、トライクは約770万円で、合わせて1390万円にもなる。これまでも中村さんは、ニッサンGT-RやレクサスLC500を県警に寄贈している。
2月13日、宇都宮市の県庁前広場で寄贈式がおこなわれ、中村さんが福田富一知事にレプリカキーを贈呈。ハーレーダビッドソンジャパンの野田一夫代表取締役社長やハーレーダビッドソン塚原(栃木県下都賀郡)の塚原久幸代表取締役社長も参列した。
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