
KTMより2023年モデルのトラベル8機種、ネイキッドの最小排気量モデル「KTM 125 DUKE」が発表された。また、KTMストリートモデルユーザーのイベント参加をサポートする『2023 FUNライドサポートプログラム』の詳細はぜひチェックを!
●まとめ:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:KTMジャパン
ネイキッドの最小排気量モデルはホワイトを基調にした新グラフィックも
KTMの2023年モデルはネイキッド7機種、スーパースポーツ4機種、スーパーモト1機種、スーパーツアラー1機種がすでに発表されているが、さらにトラベル8機種、そしてネイキッド最小排気量モデルのKTM 125 DUKEがリリースされた。
KTM 125 DUKEは上級モデルと同等のシャシー、タイヤ、ブレーキシステムやLEDヘッドライトなどの装備が魅力。2023年モデルには、ホワイトを基調にブルーとオレンジのアクセントを付けた新しいグラフィックを採用し、従来のブラックと2色のカラー展開となる。
KTM 125 DUKE
【’23 KTM 125 DUKE】主要諸元■シート高830mm 車重143kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 124.7cc 15ps/10000rpm 1.22kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.4L■タイヤサイズF=110/70 ZR-17 R=150/60 ZR-17 ●価格:64万5000円 ●色:ホワイト、ブラック ●発売予定時期:2023年3月
KTM 790 ADVENTUREの再導入を含む8モデルが登場
KTMのフラッグシップアドベンチャーモデルであるKTM 1290 SUPER ADVENTURE SとKTM 1290 SUPER ADVENTURE Rはニューグラフィックを採用し、フレッシュな外観が特徴。
KTM 1290 SUPER ADVENTURE S/1290 SUPER ADVENTURE R
【’23 KTM 1290 SUPER ADVENTURE S】主要諸元■シート高849 / 869mm(調整式) 車重227kg(燃料除く)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 1301cc 160ps/9000rpm 14.07kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量23L■タイヤサイズF=120/70 ZR-19 R=170/60 ZR-17 ●価格:259万円 ●色:オレンジ ●発売予定時期:2023年2月
【’23 KTM 1290 SUPER ADVENTURE R】主要諸元■シート高880mm 車重228kg(燃料除く)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 1301cc 160ps/9000rpm 14.07kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量23L■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70-18 ●価格:279万9000円 ●色:ホワイト×オレンジ ●発売予定時期:2023年3月
KTM 890 ADVENTUREとKTM 890 ADVENTURE Rは、様々なアップデートを実施。外観上はウインドシールド、ヘッドライト周りとフェアリングが一新され、よりスポーティでダイナミックデザインに。機能面ではライドモードのオフロードモードとオプションのラリーモードにオフロードABSが連動して作動、ABSのモジュレーターも9.3MPにアップグレードしてより高度な制御が可能となった。
そのほかにはハザードスイッチや新しいアルミニウム製のエンジン/タンクプロテクターも採用。そしてKTM 890 ADVENTUREのフロントフォークにはアジャスタブル機能が追加となった。
KTM 890 ADVENTURE/890 ADVENTURE R
【’23 KTM 890 ADVENTURE】主要諸元■シート高840 / 860mm(調整式) 車重200kg(燃料除く)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 889cc 105ps/8000rpm 10.2kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70-18 ●価格:179万9000円 ●色:オレンジ×ホワイト、ブラック×グレー ●発売予定時期:2023年5月
【’23 KTM 890 ADVENTURE R】主要諸元■シート高880mm 車重200kg(燃料除く)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 889cc 105ps/8000rpm 10.2kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70-18 ●価格:182万9000円 ●色:ホワイト×オレンジ ●発売予定時期:2023年5月
オーストリアで再設計されたKTM 790 ADVENTUREは、KTMとCFMOTOのパートナーシップにより、優れた価格競争力を持つモデルとして日本市場に再び登場! 2023年モデルはクランクシャフトの回転質量を20%増加させることで、低速走行時やコーナリング時の安定性が向上した。電子制御装置もライドモード、ライドモード連動のオフロードABS、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロールなど、兄弟モデルのKTM 890 ADVENTUREに引けを取らない豊富な機能を備えている。
KTM 390 ADVENTURE SWは、新たにブラックアルマイト仕上げのタフで軽量なアルミリムとスポークホイールを装備。日常使いにも便利なサイズでありながら、リーンアングルセンサー付きトラクションコントロール、コーナリングABS、オフロードモードとそれに連動するオフロードABSなど、オフロードの走破性を高める装備も搭載している。
KTM 790 ADVENTURE/390 ADVENTURE SW
【’23 KTM 790 ADVENTURE】主要諸元■シート高840 / 860mm(調整式) 車重203kg(燃料除く)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 799cc 95ps/8250rpm 8.87kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70-18 ●価格:139万円 ●色:ホワイト、ブラック ●発売予定時期:2023年9月
【’23 KTM 390 ADVENTURE SW】主要諸元■シート高855mm 車重161kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 373.2cc 44ps/9000rpm 3.77kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/80-17 ●価格:89万9000円 ●色:オレンジ×ブラック ●発売予定時期:2023年2月
市販バイクのシングルシリンダーエンジンの中で最もパワフルなLC4を搭載している KTM 690ENDURO Rは、競技用エンデューロモデルからヒントを得た新しいカラーリングが目を引く。
KTM 250 ADVENTURE/690 ENDURO R
【’23 KTM 250 ADVENTURE】主要諸元■シート高855mm 車重159kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 248.8cc 30ps/9000rpm 2.45kg-m/7250rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/80-17 ●価格:74万9000円 ●色:オレンジ×ホワイト、ブルー×ホワイト ●発売予定時期:2023年2月
【’23 KTM 690 ENDURO R】主要諸元■シート高929mm 車重149kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒SOHC 692.7cc 75ps/8000rpm 7.49kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.5L■タイヤサイズF=90/90-21 R=140/80-18 ●価格:162万円 ●色:オレンジ ●発売予定時期:2023年3月
※ すべての主要諸元の値はEU仕様のもので、日本仕様では値が異なる場合がある
KTMストリートモデルユーザーのイベント参加をサポートする『2023 FUNライドサポートプログラム』を実施
KTMジャパンが承認したイベントにKTMストリートモデルで参加し、正規ディーラーにて申請したKTMユーザーには、イベント参加費用として先着800名(KTMグループブランド合計)に3,000円をサポートするという『2023 FUNライドサポートプログラム』を実施。
【実施期間】
2023年3月1日〜2023年12月31日まで
※ ただし実施期間中でも800名に達した時点で終了となります。
【参加要件】
自身が所有するKTMのストリートモデルでKTMジャパンが承認したイベントに参加し、正規ディーラーへイベント費用の領収書、またはそれに準ずるものを提示すること
※ ただし同一ユーザーへのサポートは上限3回とする。
【対象イベント】
FUN TRACK DAY(主催:ピレリジャパン)
RIDING PARTY(主催:RIDERS CLUB)
BIKE GATHERING(主催:RIDE HI)
Door of Adventure(主催:Project Doors)
筑波ツーリストトロフィー(主催:筑波サーキット)
SSTR(主催:SSTR運営委員会)
KUSHITANI RIDING MEETING(主催:クシタニ)
その他KTMジャパンが承認したイベント
【ハッシュタグキャンペーン】
期間中対象イベントに参加した画像に #KTMFUNRIDE のハッシュタグを付けて自身のSNSに投稿した方の中から、抽選で毎月1名様にオリジナルTシャツをプレゼント
KTM.COMの『2023 FUNライドサポートプログラム』ページはこちら
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ネイキッドは7モデル、790 デュークが再びお目見え! KTMとCFMOTO(KTMが資本を入れ、KTMのエンジンを使った市販車を制作している中国のメーカー)のパートナーシップにより、ネイキッドではK[…]
大鶴義丹(おおつる・ぎたん)/1968年4月24日生まれ。俳優、作家、映画監督など幅広いジャンルで活躍。バイクは10代の頃からモトクロスに没頭。その後、ハヤブサやGSX-Rシリーズでカスタム&サーキッ[…]
進化を続ける超スーパーネイキッド 1301ccのツインエンジンで180psを発揮。しかも重量は200kg(ガソリンなし)に収まっている。このスペックを見るだけでバイク好き、もしくはベテランライダーはち[…]
軽量化を徹底した373ccスポーツシングル 250〜400ccクラスでいちばん本格的なスポーツバイク。それが新しくなったKTMのRC390だ。特筆すべきはその軽さ。燃料を除いた重量は155kgで、車体[…]
ライダーはブラッド・ビンダーと新加入のジャック・ミラー 2017年からMotoGPの最高峰クラスに参戦するKTM。車体構成もオリジナリティが高く、スチールパイプのフレームやWP製のサスペンションは、M[…]
最新の関連記事(KTM)
KTMは、数か月にわたる献身的な努力と戦略的な計画の結果、KTM AGは長年のパートナーであるBajaj社との関係を拡大し、主要投資家としてBajaj社を迎えることができたと発表した。 KTM AG […]
7年のブランクを感じさせない”74歳”! “チームイワキ”や”K’s Garage”の名前で知られた岩城滉一さんが率いるチームは、昨シーズンから”51ガレージ”と名乗って、7年ぶりに活動を再開しました[…]
「KTMを将来に向けて強固なものに」 ステファン・ピアラー氏「過去30年間で、私たちはヨーロッパ最大のモーターサイクル・メーカーに成長しました。我々の製品は、世界中の何百万人ものライダーを元気づけてい[…]
経済情勢、および為替レートの変動を受け、KTMがメーカー希望小売価格を改定。2024年8月1日より新価格にて販売開始するという。たとえばストリートモデルのフラッグシップ、1390SUPER DUKE […]
レースシーンからインスピレーションを受けた新カラーRC390 RC390は、妥協のないスポーツバイクの美学、軽快なハンドリング、そしてストリートやサーキットでの印象的なパフォーマンスを提供するとされる[…]
最新の関連記事(新型アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード)
本格派に大変身! これはガチンコのオフロードバイクだ 従来のアーバンG/Sは往年の雰囲気を楽しむ色合いが強く、オフ走行にはあまり向かなかったが、新しい「R12G/S」は、ホイールトラベル前210/後2[…]
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたやまは「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
アドベンチャー仕様としてオフロード性能を強化 新型モデル「スクランブラー400XC」は、トライアンフが誇る400ccモダンクラシックシリーズの新顔だ。既存のスクランブラー400Xをベースに、さらなるオ[…]
ニューカラーをまとった2026年最新トラをチェック プレミアム志向の輸入ブランドとしても、国内でも地位を確立した感のあるトライアンフ。その2026年モデルが、ニューカラーをまとって出そろった。 話題の[…]
レブル250ではユーザーの8割が選択するというHonda E-Clutch ベストセラーモデルのレブル250と基本骨格を共有しながら、シートレールの変更や専用タンク、マフラー、ライディングポジション構[…]
人気記事ランキング(全体)
4つの冷却プレート&ペルチェ素子で最強の冷却力を実現 「ペルチェベスト」は、業界最先端の半導体冷却技術を採用し、前後4か所に冷却プレートを搭載した新発想の冷却ウェアです。小型冷蔵庫にも使われるペルチェ[…]
スーパーフォアをベースにシリンダー前傾角を変更、フレームも新設計した4本マフラーのトラディショナル感性! 1997年、ホンダは4本マフラーのCB400FOURをリリース。 すでに1992年からCB40[…]
350ccクラスの破壊者! 現地価格はハンター350やGB350よりも安い BSAモーターサイクルズが新型モデル2機種を発表した。ロンドン開催の国際発表会で公開されたのは、ティーザー展開されていた「バ[…]
RCBテクノロジーを継承し誕生したCB900F CB750FOURの登場から10年ライバル車の追撃から復権するためホンダが選択したのは耐久レース常勝のワークスマシンRCB1000の心臓を持ち既存のバイ[…]
CoolMax素材で快適な着用感を実現 「コミネ クールマックスRフルフェイスインナーマスク AK-090」は、暑い季節や激しい運動時でも皮膚の温度を33.3度に近づけてくれる快適吸汗/即乾素材「Co[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキCNチャレンジのファクトリーマシンと同じウイングを装着(一部地域でオプション設定) スズキは、初代GSX-R750から40周年にあたる今年、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」の復活を[…]
人気のネオクラシックモデルに、グラフィックデザイナー・加藤ノブキ氏の第3弾 アライの「RAPIDE-NEO(ラパイドネオ)」は、かわす性能を追求した安全性と快適性をクラシカルなデザインでまとめたフルフ[…]
2025年モデル概要:ほぼ全身に手が入った進化版SE 海外では存続していたZ900の上級モデル、Z900SEが国内モデルとしても復活したのは2025年4月のこと。エンジンやフレーム、足まわりに手が入り[…]
日本限定カラーの「アイボリー」のスタイング&主要諸元 新型2025年モデルXSR900のトピックスはなんといっても、日本市場だけの限定カラー「アイボリー(正式名称:セラミックアイボリー)」である。往年[…]
ヘルメット装着で手軽に使えるバイク専用ドラレコ 「MiVue MP30Gps」は、バイクヘルメットに直接取り付けられるドライブレコーダー。これまでの車体取り付け型と違い、視界や操作性を損なわずに取り付[…]
- 1
- 2