
2022年、アレイシ・エスパルガロは、MotoGPクラスでランキング4位を獲得。キャリア最高のカタチでシーズンを終えた。そんなアレイシ・エスパルガロが2023年は、日本のヘルメットメーカーであるオージーケーカブトと3年契約。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:オージーケーカブト、ミシュラン ●外部リンク:オージーケーカブト
Kabuto独自の最新空力技術を採用した『F17』が2023年もMotoGPに挑む!
アレイシ・エスパルガロは1989年7月30日生まれ、スペイン出身の33歳。すでにベテランで2スト250ccクラスを知る数少ないライダーである。ちなみにMotoGPライダーでは、2022年はKTMのレミー・ガードナーがkabutoを着用していた。
アレイシ・エスパルガロは、2005年から世界選手権125ccクラスに参戦を開始し、2006年シーズン途中から250ccクラスへステップアップ。2009年シーズンの中盤に最高峰クラスであるMotoGPクラスにドゥカティでデビューを果たした。
2010年はドゥカティでMotoGPフル参戦、2011年はポンス・カレックスからMoto2クラスに参戦することになったが、2012年にはアプリリアのCRTで再びMotoGPクラスへ復帰した。その後、フォワードレーシング、スズキを経て、2017年からはアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニに移籍。2022年からはファクトリーチームであるアプリリア・レーシングから参戦、MotoGP出走200戦目となるアルゼンチンGPにてポール・トゥ・ウィンを飾った。
2023年はKabutoのレーシングフラッグシップヘルメット『F17』を着用し、引き続きアプリリア・レーシングからMotoGPに参戦する。
2022年のMotoGP第3戦のアルゼンチンGP。アレイシはプレミアクラスでのGP参戦200戦目の記念すべき日に自信初勝利を挙げた。これはアプリリアにとってもMotoGP最高峰での初勝利。まさに歴史的な瞬間だった。アレイシはコース上、パルクフェルメで感極まる。 [写真タップで拡大]
以下、アレイシ・エスパルガロのコメント
「Kabutoのような歴史あるブランドと契約できたことを大変嬉しく思いますし、日本のブランドと共に世界のトップカテゴリーで走り、カブトと共に多くの成功を収めて、世界のトップに導けるように最善をつくします」 [写真タップで拡大]
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