116psを発揮する軽量コンパクトなLC8cパラレルツインエンジンを搭載

KTM 890 DUKE GPが登場【MotoGPマシン由来のデザインと先進装備が魅力のミドルネイキッド!】

KTMのデュークシリーズに、グランプリマシン由来のデザインやカラーをまとったKTM 890 DUKE GPが登場! 2020年に登場した排気量889ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドモデルの最新型をチェック!


●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●写真:KTMジャパン、KISKA GmbH ●外部リンク:KTMジャパン

2022年モデルのデュークシリーズに新星登場

街乗りはもちろん、ときにはサーキット走行を楽しみたいアクティブなライダーに人気のKTM 890 DUKEシリーズ。排気量889cc、水冷並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドの切れ味鋭い走りは、国産車にはない潔いスポーツ性を披露。スポーツ志向が高いライダーにもしっかりと応えてくれる機能を備えている。

そのラインナップに、KTMのキーカラーであるオレンジをベースとしたMotoGPマシン由来のカラーリング、新しいパッセンジャーシートカバー、オレンジのホイールを備えたKTM 890 DUKE GPが加わった。

一目でKTMとわかるデザインで、サーキットにも映えるオレンジのマッシブな存在感が特徴。

ミドルクラスにも妥協しない電子制御を投入

116psを発揮する軽量コンパクトなLC8cパラレルツインエンジンは、Vツインエンジンと同じ爆発間隔が与えられたKTMだけの不等間隔爆発が魅力。ライディングモードは3種類から選べ、モードによりABSやトラクションコントロールの介入度が変化する。

他にも、フルカラーTFTディスプレイ、LEDライトなど、エキサイティングな外観に相応しい先進の装備を備えている。

オプションでクイックシフター+やトラックモードなども装備可能で、走りを追求したいライダーにどこまでも応えてくれるのが嬉しい。

南アフリカ出身のMotoGPライダー、ブラッド・ビンダーもお気に入り? レーシングスーツにも違和感なくフィットする異色のネイキッドである。

エッジの効いたKTMらしいデザイン。スリムな並列2気筒エンジンを生かした車体レイアウトがスポーツ性を向上させる。

サブフレームはアルミの鋳造でその中にエアボックスも収納する構造。各部のつくりはとても合理的で、それがKTMらしいスポーツ性に直結。ライダーの操作に対し、シャープかつ確実な応答をみせ、操る楽しさをどこまでも追求したスポーツネイキッドである。

【’23 KTM 890 DUKE GP】主要諸元■シート高820mm 車重174kg(燃料除く)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 889cc 116ps/9000rpm 9.38kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン) (オプション) /ブルートゥース ●価格:142万円 ●色:オレンジ×ブラック


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