2泊以上のロングツーリングに行く時に頭を悩ませるのが、荷物の量とツーリングバッグ。宿泊で行くのかorテント泊で行くのか、積んだまま走るのかor前哨基地を中心に空身で走るのか、などでも荷物の量は大きく変わるというモノ。そこで、ゴーライド編集部が厳選した、比較的大容量ながらオフロードマシンにもギリギリ積載可能〜ピッタリなツーリングバッグ×10選(+α)を全3回に分けて紹介する。本記事では前編として、余裕を持って荷物を持って行きたい人にオススメのツーリングバッグ×4選を紹介する!!
●文:小川浩康(ゴー・ライド編集部) ●写真: 小泉裕子
【林道キャンプツーリングを想定して比較】ディテールに加え、2泊以上のロング林道キャンプツーリングを想定した装備+αに対する収納力/サイドから見たツーリングバッグ積載時のライダーへの干渉の度合いまでチェック!! 装着車両はヤマハ ツーリングセロー。
タナックス モトフィズ キャンピングシートバッグ2:タナックスのノウハウが注ぎ込まれたキャンプツーリングの定番バッグ
バイク用バッグのトップメーカー・タナックスの「モトフィズ キャンピングシートバッグ2」は、まさにバイクでのキャンプツーリング向けに開発されている。バッグ下部に樹脂製フレームを内蔵して型崩れしにくく、積載のしやすさと高い収納力を両立。また、4カ所にループガイドを設置することで、車体への固定を簡単確実に行える。コンパクトさより堅牢な作りを重視し、長旅も安心な信頼性のあるバッグだ。
イガヤ キャンプツーリングシートバッグ:防弾チョッキに使用されるバリスティックナイロンが高い強度と防水性を発揮する
イガヤは製造元・プロトの創業地=愛知県井ヶ谷町が由来。容量別に4種類があるが、1タイプはすでに完売するほどの人気だ。このキャンプツーリングシートバッグは64Lの最大容量モデル。耐摩耗/引き裂きに強い素材を使用し、気室の両サイドにスチールワイヤー/底面と前後面に3mm厚の樹脂プレートを内蔵。積載量が少なくても型崩れしないのが大きな特徴。抜群の堅牢さを持つ大型バッグだ。
ヘンリービギンズ シートバッグ プロII LLサイズ:使いやすさと固定しやすさにこだわったプロシリーズがさらに固定しやすく進化
デイトナのバッグ&ウエアブランド・ヘンリービギンズの「シートバッグ プロII」は、メイン気室にメタルフレームとパワーパネルを芯材として内蔵し、高い強度を実現。その強度のおかげで積荷が少なくてもバッグが自立し、収納物を出し入れしやすくなっている。バッグ全体が型崩れしにくいので、写真の4点支持ベルトで簡単に固定可能。シンプルなデザインは質感もよく、抜群の収納力を持つバッグだ。
コミネ ロングジャーニーシートバッグ:容量82Lで抜群の収納力を発揮!! 快適なキャンプを楽しみたい人にオススメ
バイク用品メーカーとして75年の歴史と実績を持つコミネ。この「ロングジャーニーシートバッグ」は、コミネ最大の82L容量が特徴で、大きめのキャンプグッズも余裕で収納でき、ロングツーリングに使いやすいバッグだ。その分バッグ自体も大きめだが、バッグ本体のループにより、荷物を満載していても固定しやすい。バッグ側面を開閉できるので、バイク固定時にも気室へアクセスしやすいのも特徴だ。
ロングツーリングにピッタリな高機能ツーリングバック×10選。中編では、大容量ながらコンパクトに積載可能なツーリングバッグをご紹介!!
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