意外と簡単! ボアアップ原付バイクに必須な排気量変更申請の方法【書類もチューン】

「原付バイクのボアアップ」・・・甘美な響きですよね~。排気量が小さい原付バイクはちょっとした改造でパワーアップを体感できるもの。ボアアップはその最たるもので、作業自体も簡単なことからバイクメンテナンスを学ぶ格好の教材ともいえます。・・・ですが、改造後は排気量変更申請をしないと違法になります! この記事では排気量変更申請の注意点と手順について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください~!
●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ
1分でわかる記事ダイジェスト
ボアアップしたら改造申請が必要?
ボアアップはエンジンのシリンダーを拡大し、排気量を増やす改造。この改造により、原付バイクのパワーを上げることができるが、排気量が変わると法的には異なる車両として扱われる。
自分でもできる! 排気量変更申請
原付バイクの排気量変更申請は役所の納税課で手続きできる。万が一の事故の際に保険が下りないなどの大きな弊害がある可能性がある。神奈川県相模原市の「排気量変更申請書」の書き方。最初の「排気量変更申請書」は納税課にいけばあるので、その場で記入してほしい。問題となるのは「改造を確認できる書類」で、フォーマットが決まっていないのだ。記載事項は以下の通り・変更する車両の情報・排気量変更の理由・変更点。微増ボアアップで珍しかった「逆に興味を持った担当者」に話を聞いている。通常は作業内容について聞かれることはほとんどない。
申請までの時間はものの5分で完了
排気量変更申請を記入して、標識交付証明書とナンバープレート、そして自作の改造を確認できる書類を提出し、運転免許証などで本人確認してから椅子に座り、待つこと数分。窓口で新しいナンバーと新しい標識交付証明書をもらい、排気量変更の申請は完了。
詳しくはお住まいの自治体に確認しよう
原付バイクの排気量変更申請は地方自治体によって、必要な書類も手順もルールも違う。役所に電話をして確認しておけば、拍子抜けするほど簡単に終わる。みなさんもチャレンジしてみて。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
PROGRIP専用の信頼接着剤 デイトナ(Daytona)の「グリップボンド PROGRIP 耐振ゲルタイプ専用 12g 93129」は、PROGRIP用に設計された専用接着剤です。容量は12gで、初[…]
単気筒1ボディと4連キャブでは洗浄段取りに違いあり。 超音波洗浄が可能なら、完璧に近い仕上がりに!! いつかそのうち乗るつもり…という「いつか」が数ヶ月から数年になり、もうダメか…となるのが長期放置車[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
ギボシ端子取り付けのポイントをおさらい バイクいじりのレベルやセンスは、その人が手がけた作業の跡を見れば一目瞭然。電気工作なら配線同士をつなぎ合わせる際、芯線をねじってビニールテープでグルグル巻きにし[…]
販売終了が続く絶版車用純正部品を信頼のMADE IN JAPANで復刻 長期間不動状態だったバイクを再始動する際、キャブレターやガソリンタンクの状態もさることながら、クラッチの張り付きも懸念事項のひと[…]
人気記事ランキング(全体)
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
コンパクトで使いやすいワイヤーロック ヘンリービギンズの「デイトナ ワイヤーロック DLK120」は、質量約90gの軽量設計で、ツーリング時の携行に適したポータブルロックです。ダイヤルロック式のため鍵[…]
日本仕様が出れば車名はスーパーフォアになるか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
最新の投稿記事(全体)
バイクを取りまく、さまざまな環境の向上を目指す バイク(二輪車)ユーザーがより安全で快適なバイクライフを過ごせる社会をめざし、二輪車を取りまく環境の向上のために活動している日本二普協。 同協会安全本部[…]
本物のMotoGPパーツに触れ、スペシャリストの話を聞く 「MOTUL日本GPテクニカルパドックトーク」と名付けられるこの企画は、青木宣篤さんがナビゲーターを務め、日本GP開催期間にパドック内で、Mo[…]
ライバルとは一線を画す独自の手法で効率を追求 妥協の気配が見当たらない。GS400のメカニズムを知れば、誰もがそう感じるだろう。 フレームはGS750と同様の本格的なダブルクレードルだし、気筒数が少な[…]
車重217kgに600ccクラスの動力性能 2週間前の9月2日に、欧州で「EV FUN Concept」の走行テスト映像を公開したばかりのホンダが、その量産バージョンのブランニューモデルを発表した。ホ[…]
250cc2気筒の水冷Newエンジンだけではないテクノロジーによる軽量化! 1980年、世界中を震撼させたRZ250がリリースされた。 排気ガス規制で1970年代中盤を過ぎると軽くてシンプルな高性能と[…]