バイカー映画監督ナカモトユウのおもしろレビュー。いい人そうな見た目から大変身!
【映画人的ヘルメットレビュー】SIMPSON M30はダークヒーロー気分にひたれる、クラシックでちょいワル風なフルフェイスだ!
●文:[クリエイターチャンネル] ナカモトユウ
どうも! ヤングマシンさんで不定期にヘルメットのレビュー記事を書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。
突然ですが、皆さん。ヘルメット、何を使ってます?
ジェットヘルメットや半ヘルも気軽に被れて良いのですが、やっぱり安全性の高いフルフェイスでバイクに乗りたい。
でも、アメリカンやちょいワルな雰囲気のバイクだと合うフルフェイスが分からない…。
そんなあなたにオススメしたいのがコイツ! シンプソン M30!
なんだかレトロでクラシックなデザインだと思いませんか?
そうなんです。こちらは1970年代に販売されていた当時のM30の復刻版になるのです。
なのでノスタルジックな雰囲気を感じさせますが、中身は最先端なヘルメットなんですよね。
昔からバイクに乗っておられる方からすると、M30は有名過ぎて今さらレビューしなくても…という声もありそうですが、最近バイクに乗り始めた若いバイカーの皆さんは知らない人もいるハズ。なので、今回はこのM30のカッコ良さを徹底的にご紹介していきたいと思います!
SIMPSON M30はダースベイダーを彷彿とさせるデザイン!
ではこちらのシンプソンM30のデザインの魅力を語っていきましょう。まずはスリットの空いたデザインやチンガードが激渋です。
どことなくスター・ウォーズのダースベイダー感がありませんか?
映画っぽいデザインのヘルメットってあまり無いので、映画監督の身からするとすごく魅力的なデザインに見えるんですよね。
SIMPSON M30はちょいワルだけどカワイイ!?
BBCのテレビ番組「トップ・ギア」に登場するザ・スティグというレーシングドライバーをご存知ですか? このキャラクターは白いシンプソンのヘルメットがトレードマークなんですよ。
他にも人気マンガ「ばくおん!!」の来夢先輩もシンプソンのヘルメット被っていますよね。たしか過去シーンはM30を被ってた記憶です。
おわかりいただけただろうか…。そうなんです。シンプソンのヘルメットって被るとなぜかキャラクター感が出るんですよ。
ちょいワルなイメージを持つ人も多いと思いますが、なんだかちょっとカワイイ雰囲気も醸し出している点も、僕はシンプソンの魅力の1つだと思っております。
SIMPSON M30の性能はどうなのか!?
見た目は素敵なシンプソンヘルメットですが、実際の性能はどうでしょうか? 現在、ヘルメットを10個ほど所有しているヘルメットコレクターのナカモトが辛口レビューをしてみます。
サイズは59cmをチョイス。1cm刻みでサイズ展開されているのは素晴らしいですね。
普段、SHOEIのヘルメットはLサイズを使用しております。被ってみるとちょうど良いサイズ感。不満は全くありません。ちなみにちゃんとSGマーク付きです。ベルトは一般的なDリングのタイプ。
シールドはミラータイプの物をチョイス。夜はオススメしませんが日中は太陽光を和らげてくれてサングラスいらずです。周りから顔が見えない点も良いですよね。
走行してみるとシールドの隙間から少し風が入ってくるかな?といった感想。70年代のヘルメットの復刻版ですので、現行の国産ヘルメットと比べるとさすがに性能的には敵いませんが、一般的な街乗りやツーリングでは全く問題無いです。
さあ! SIMPSON M30でダークヒーローに変身だ!
走行した際の性能も大事ですが、それよりもこのヘルメットに求めるのはデザインですよね。皆さん、シンプソンのヘルメットってどれもひと目見ただけで「シンプソンだ! 」って分かりませんか?
それぐらい時代を越えて愛される唯一無二のデザインがこのヘルメットの魅力だと僕は思っております。てなわけで近所でカッチョイイ写真を撮りまくってみました!
ドーン!
ドヤァ!
渋い!
強そう!
殺人マシンっぽい!
(※殺人はダメですよ)
ゼファーやZシリーズなどネイキッドの旧車にも合いそうですよね。
12月25日までセール中! 自分へのクリスマスプレゼントに是非!
はい、というわけで「シンプソンM30」をご紹介してみました。さて、今回は「ゴタクは良いから写真を見てくれ」って想いで記事を執筆しております。
写真撮影とレタッチをかなり頑張ったので、最後までこの記事を読んでくださった皆さんはもう一度戻って写真を何度も眺めてください!
それでは皆さん! 是非、シンプソンM30を被って気分だけでもダークヒーローになってみて下さい! 購入は正規販売店のトレーダーハウスさんのサイトで! ちなみに12月25日まで「冬の感謝祭」としてセールを行っているようです! 今すぐポチれ! ほいじゃまた! オンラインショップはこちら!
SIMPSON M30の魅力を動画でお届け!
今回、ご紹介したSIMPSON M30を使用してカフェレーサー仕様のSR400に乗ってみた動画をYouTubeにアップしておりますので、実際に着用して動いている映像を観たい方は是非ご視聴下さい!
今後もクラシックなバイクに乗られているライダー向けのオススメヘルメットをご紹介していきますので、是非チャンネル登録をよろしくお願いします!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ナカモトユウ)
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。賃貸ガレージユーザーの僕は、自宅でバイクのカスタムや整備をすることが多いのですが、ここ最近願望がありまして…。それは…エアコンを設置したい!!! 9月[…]
1分でわかる記事ダイジェスト クラシカルなデザインのフルフェイスヘルメット。Araiのラパイドネオや、SHOEIのグラムスターは結構な価格するし、BELLのブリットは海外製なので頭の形状的に日本人には[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。突然ですが皆さん、「仮面ライダー」は、お好きですか? 僕は幼少期に観た「仮面ライダークウガ」に憧れてバイクに乗り始めました。もしかしたら僕のような仮面[…]
どうも! ヤングマシンさんでバイク用品レビューを書かせていただいております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 僕の愛車は、カワサキW800やKZ1000,W3などのレトロなスタイリングのバイク[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。ヘルメットはどのブランドの製品を使用していますか? SHOEI、Arai、OGK KABUTO、BELL…色んなメーカーがあります[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
生命力にあふれるジャングルを描いたポップアートなグラフィックモデル アストロGXのニューグラフィックモデルは、高彩度の色を多用した、にぎにぎしいカラースキームが街中でもワインディングでも目立つ派手さが[…]
中須賀選手の第4弾レプリカモデルがアライ最高峰フルフェイスに登場 全日本ロードレース選手権で通算12回のチャンピオン、そして鈴鹿8耐では3年連続優勝と前人未到の記録を持つレーシングライダー、中須賀克行[…]
システムヘルメットであることを忘れさせる秀逸なグラフィック ネオテック3のグラフィックモデル第4弾は、ブラックをベースとしてブルーのグラデーションとホワイトを巧みに配したデザインの『フラグメンツ』だ。[…]
アグレッシブで戦闘的なデザインのグラフィックがジェットタイプに登場 ジェットヘルメットのグラフィックは比較的おとなしめのものが多いが、SHOEIの最新ジェットヘルメットは、イエローとオレンジとレッドの[…]
ひと味異なる表情あるグレーでカラーラインナップがさらに充実 GT-Air3に登場する新色のチョークグレーは、明るめの色合いで、グレーといっても表情のある色味が特徴だ。バイクやウエアのカラーを問わず合わ[…]
最新の関連記事(バイク用品)
どんなUber Eats配達員でも必ず持っている装備といえば、スマートフォン。これがなければ、仕事を始めることすらできません。 そんなスマートフォンですが、太陽が強く照っている日に使うと画面が真っ黒に[…]
生命力にあふれるジャングルを描いたポップアートなグラフィックモデル アストロGXのニューグラフィックモデルは、高彩度の色を多用した、にぎにぎしいカラースキームが街中でもワインディングでも目立つ派手さが[…]
中須賀選手の第4弾レプリカモデルがアライ最高峰フルフェイスに登場 全日本ロードレース選手権で通算12回のチャンピオン、そして鈴鹿8耐では3年連続優勝と前人未到の記録を持つレーシングライダー、中須賀克行[…]
第1位:JW-145 タッチパネル対応 蓄熱インナーグローブ [おたふく手袋] 2024年11月現在、インナーウェアの売れ筋1位に輝いたのは、おたふく手袋が販売する「JW-145 蓄熱インナーグローブ[…]
システムヘルメットであることを忘れさせる秀逸なグラフィック ネオテック3のグラフィックモデル第4弾は、ブラックをベースとしてブルーのグラデーションとホワイトを巧みに配したデザインの『フラグメンツ』だ。[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
チェーンの張り調整が必要なのは、チェーンが徐々に伸びるからだけど…… バイクのチェーンのメンテナンスといえば「清掃・潤滑」と「張り(あそび)のチェック」。まず、チェーンを長持ちさせるには清掃や潤滑をマ[…]
最新の投稿記事(全体)
1969年の袋井テストコース完成が英国車に負けないハンドリングを生んだ ヤマハ初の4サイクルスポーツ車といえば1970年登場のヤマハスポーツ「650 XS-1」です。XS登場の約1年前にデビューしたC[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
「もしも出先でヘルメットを盗難されたら、自宅までどうやって帰るのだろう」バイクに乗っていると、こうした疑問も浮かぶのではないでしょうか。そもそもヘルメット窃盗犯は、なぜ人が使った中古のヘルメットを狙う[…]
さすがはヨシムラ、参列者が超豪華! 1954年に創業し、今年で70周年という節目を迎えたヨシムラ。その歴史は常に“挑戦”とともにあった。巨大メーカーや乗っ取り、工場火災といった、目の前に立ちはだかる強[…]
2&4ストロークハイブリッドV3は実質4ストロークV4と同効率! 数々の伝説を残してきたNSR500が2001年シーズンで最後の年を迎えた。これで2ストローク全盛に完全な終止符が打たれたわけだ。対する[…]
- 1
- 2